新潟=お米だけだと思ってない?食べなきゃ損の絶品新潟グルメ!
日本海側に位置する新潟県は、北陸・東北・北信越・関東甲信越など複数の区分に含められる、ちょっぴり不思議な立ち位置の県。県内にはさまざまな地域の食文化が流入しており、それらがミックスされて独自の食文化が確立されています。おいしいお米や新鮮な海の幸・山の幸が豊富に取れることもあり、実は、東北・北陸地方の「食の宝庫」と言えるくらいグルメに恵まれた土地です。
今回は、そんな新潟のとっておきグルメをご紹介! 「新潟って、お米がおいしいだけでしょ」なんて思っていた方は、個性的なラインナップに驚かされるかも?
甘辛の醤油ダレでご飯が進む!「タレカツ丼」
カツ丼と聞くと、たいていの人は煮込んだカツを玉子でとじた丼を想像しがちですよね。しかし、新潟では醤油ダレの染みたカツをご飯にのせた、「タレカツ丼」がメジャーです。
新潟のタレカツ丼には、醤油や出汁、みりん、砂糖などで作った和風のタレを使っています。タレにくぐらせたカツをどんぶりご飯にのせた、シンプルながらインパクトのある料理です。
甘辛いタレカツは、ご飯との相性が抜群! さくさくのカツからタレがじゅわっと染み出て、食欲が刺激されます。 お店によってタレの味やカツの厚さはさまざまなので、ぜひいろんなお店で味を確かめてみてくださいね。
他とはひと味違う、カレー風味の「鶏の半身揚げ」
鶏の半身を豪快に揚げた「鶏の半身揚げ」は、全国各地で人気の料理。ただし、新潟のものはカレー風味の揚げ鶏で、他の地域の半身揚げとはひと味違うおいしさです。
新潟を訪れるならぜひ食べてほしいのが、「鳥専門店 せきとり」の半身揚げ。「全国からあげグランプリ半身揚げ部門」で8年連続金賞を受賞し、全国1位の最高金賞も複数回獲得しています。
パリパリの皮にジューシーな肉の旨味、ほんのり感じるカレーのスパイシーさと、しっかりとした塩気。せきとりでは、それらが渾然一体となり、思わず「おいしい!」と声に出したくなるような半身揚げが食べられます。肉を愛するすべての方に、ぜひ食べてみてほしい逸品です♪
コシの強さがやみつきになる「へぎそば」
最後に紹介するのは、新潟県内で広く食べられている「へぎそば」。つなぎにふのり(海藻の一種)を使ったそばで、「へぎ」と呼ばれる板に、冷たいそばを一口分ずつ丸めて盛り付けます。
へぎそばはふのりをつなぎに使うことで、他のそばではなかなか感じられない強い弾力と噛みごたえ、つるんとした喉ごしを生み出しています。一口サイズで食べやすく、どんどん箸が進むので、やみつきになること間違いなし。とにかくコシが強くておいしいそばを食べたいと言う方は、ぜひ一度試してみては?
食の宝庫!新潟のご当地グルメを楽しんでみて
「新潟といえばお米の名産地」と言うイメージが強かった方は、独創的なグルメの数々に驚いたのではないでしょうか。あまり知られていませんが、実は、個性派グルメをたっぷり楽しめる新潟。もちろんお米や日本酒、海の幸も絶品ですが、それだけではもったいない! 新潟を旅行する際は、ぜひご当地グルメに挑戦して「食の宝庫」の真の実力を確かめてみてくださいね。