盛岡冷麺を食べるならココ！おすすめのお店3選！について詳しくご紹介

岩手のソウルフードであり、わんこそば・盛岡じゃじゃ麺と並んで盛岡三大麺の一つにも数えられている盛岡冷麺。その人気は非常に高く、冷麺を目的に盛岡に訪れる人もいるほど。岩手県のグルメといえば、盛岡冷麺を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。今回は、岩手県の名物グルメである盛岡冷麺の歴史や名店をご紹介します。

盛岡冷麺の歴史

いまでは盛岡の代表的な食べ物としても広く知られている盛岡冷麺。そのはじまりは昭和29年、朝鮮半島北部にある咸興出身の青木輝人（朝鮮名：楊龍哲）が盛岡で「食道園」を開業し、お店で冷麺を提供し始めたのがきっかけです。当時提供されていた冷麺は、プロの料理人としての技術を持っていなかった青木が、子供のころに食べていた咸興冷麺を再現したものでした。

しかし、コシが強くそば粉を使った灰色の麺や辛いキムチは日本人には馴染みが薄く、麺に関しては「見た目も悪く、ゴムを食べているようだ」と、当時は受け入れられなかったそうです。そうした評価を受け青木は、盛岡の人々に受け入れられるように麺からそば粉を抜き白い麺に変えるなど試行錯誤を重ね、現在の盛岡冷麺独自のスタイルを確立。徐々に人気を獲得し、昭和40年代には焼肉と冷麺を提供するお店が次々とオープンするなど、冷麺は盛岡の食として定着しました。

おすすめのお店 その1「食道園」

JR山田線「上盛岡駅」から徒歩約13分、JR東北本線・東北新幹線「盛岡駅」から徒歩14分ほどに位置する食道園。こちらは盛岡冷麺の源流を作った、まさに元祖盛岡冷麺のお店です。コシの強い麺と牛骨ダシのあっさりかつ奥深いスープは、一度味わえば癖になること間違いなし！　辛さは普通・辛・特辛と3段階で選べます。キムチが別皿で提供される別辛もあるため、辛いものが苦手な方でも安心して冷麺を楽しむことができるでしょう。

また、甘いタレに浸かったカルビを生卵につけて食べる焼肉も食道園の人気メニュー。食道園を訪れるのであれば、冷麺はもちろんカルビも押さえておきたいところです。

食道園　食べログ
https://tabelog.com/iwate/A0301/A030101/3000025/

おすすめのお店 その2「焼肉・冷麺ぴょんぴょん舎」

盛岡駅前をはじめ盛岡市内に5店舗、その他宮城県・東京都・埼玉県・神奈川県にも数店舗を構える焼肉・冷麺ぴょんぴょん舎。ぴょんぴょん舎の前身であるぴょんぴょん亭は、盛岡冷麺と言う名前が定着するきっかけとなった「ニッポンめんサミット」に出展していたお店です。食道園と並んで、盛岡冷麺を語るうえでは外せないお店といっても過言ではありません。

こちらの冷麺は牛肉・牛骨・鶏ガラを使用し丁寧に濾すことで脂肪分を取り除いたスープ、一般的なキムチとは違う製法で作られる「冷麺専用キムチ」、季節に応じて変わる添え物のフルーツなど、こだわりの詰まった多くの人気を集めるメニューです。辛さは中辛・特辛・激辛の3段階で選択可能。別辛も用意されているので、辛いものが苦手な場合はこちらを選ぶとよいでしょう。

ぴょんぴょん舎　ホームページ
http://www.pyonpyonsya.co.jp/

おすすめのお店 その3「盛楼閣」

JR東北本線・東北新幹線「盛岡駅」北口から徒歩約2分と駅からも近い盛楼閣。「盛岡冷麺といえば？」と聞けば、必ずといっていいほど名前の挙がる名店です。しっかりとしたコシの麺、牛スネや脂をじっくりと煮込んで作られた旨味たっぷりのスープ、完全発酵されたキムチの三位一体となった冷麺は絶品！　辛さは、ひかえめ・普通・ちょい辛・中辛・辛口・特辛の6段階と細かく分けられています。もちろん別辛も用意されているので、辛いものが苦手な方や自分で調節したいと言う方はこちらを選ぶといいでしょう。

また、こちらではコシのある麺を具沢山の温かいスープでいただく温麺も用意されています。寒い時期にはこちらの温麺を食べてみるのもいいかもしれません。

盛楼閣　ホームページ
http://www.gen-plaza.com/

絶品の盛岡冷麺を食べに出かけよう！

岩手のソウルフードでもある盛岡冷麺。段々と暖かさを増すこれからの季節に、弾力のある麺と旨味がたっぷりなスープが絶品の盛岡冷麺を食べに出かけてみてはいかがでしょうか。
ただし、盛岡冷麺の名店といわれるお店は、どこも行列必至！　ピーク時から時間をずらして行くのがおすすめです。盛岡の街を観光しながら、有名店の冷麺を食べ歩いてみるのも楽しいですよ。
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