一生に一度は絶対食べたい!おすすめな金沢の知られざるグルメ特集!
石川県の中央部にある金沢市。江戸時代に加賀藩の城下町として栄えたこの町は、いまでも城下町としての雰囲気を残しながら、古き良き情緒のある町として人気の観光地となっています。そんな金沢をめぐる旅で絶対にチェックしておきたいのは、金沢の絶品グルメ。金沢は冬だけでなく夏も美味しいものであふれています。今回は夏の金沢で食べたい、おすすめグルメを集めてみました。
金沢ってどんなところ?
金沢市は石川県の県庁所在地で、約46万人が暮らしている石川県の中で最も大きい町です。金沢城や兼六園など、情緒あふれる歴史ある街並みを楽しめるだけでなく、県庁所在地として近代的な美術館やオフィスなども立ち並んでいるなど「新旧」の絶妙なコントラストが金沢の魅力と言えるでしょう。観光エリアとしても歴史的街並みが楽しめる兼六園・金沢城エリアや、金沢の自然が楽しめる医王山県立自然公園のある金沢駅周辺エリアなど、さまざまなエリアにわかれています。
金沢は伝統芸能が色濃く残っているのも特徴で、藩政時代の名残で能や加賀万歳、茶道や獅子舞などの伝統文化が現在でも盛んに行われています。また、加賀友禅や九谷焼などの美術工芸も金沢を含む石川県で受け継がれた文化です。
さらに、金沢で使われている金沢弁は語尾に「まっし」がつきます。宿の人に「金沢ぁ、また来まっし」と言われたら「金沢にまた来てくださいね」と言う意味なので、覚えておいてくださいね。
そんな金沢は、漁場が豊富にあるため海鮮物が美味しいことでも有名です。また、金沢は和菓子・洋菓子関わらず菓子類が市民の生活に根付いており、金沢の1世帯あたりの菓子類にかける金額は年間約95,000円と全国一位となっています。
知っておきたい金沢の特産品 食べ物編
金沢のある石川県は日本海に面しているため、季節を問わず甘エビやぶり、石川県の高級魚のどぐろ、ズワイガニなどの魚介類が豊富にとれます。金沢市内には魚介料理が楽しめる割烹料理店や寿司屋が多くあり、レベルも非常に高いです。石川県民なら誰もが知っている寿司メーカー「芝寿し」の、笹の葉で包んだ押し寿司「笹寿し」も金沢土産にぴったりでしょう。
また、加賀野菜である筍や加賀れんこんは金沢を代表する特産品。とくに加賀れんこんは8月下旬から収穫が始まり、シャキシャキとした軽やかな食感が楽しめます。他にも金沢には、肉と百合根、きのこ、葉物野菜、お麩などに片栗粉をまぶして煮て、とろりとした甘辛いおつゆに、わさびを添えていただく「治部煮(じぶに)」と呼ばれる郷土料理があります。
そして、夏の金沢で絶対に食べたいのが「どじょうの蒲焼き」。どじょうの蒲焼きは金沢市やその周辺で食べられている加賀の郷土料理で、たんぱく質や鉄分などを豊富に含んだスタミナ食です。おつまみとして、子どものおやつとして、金沢の人々に愛されています。
夏の金沢で食べるおすすめグルメ5選
夏の金沢へ行ったら、どんなものを食べようか迷いますよね。ここでは、迷ったらこれを食べておけば間違いないおすすめグルメを5つご紹介します。
金沢カレー
金沢で40年以上営業を続けているカレーライス専門店「チャンピオンカレー」のカレーです。地元の野菜が溶け込んだコクのあるカレーは、ピリ辛で奥深い大人の味。もともと金沢カレーを考案したのはカレーのチャンピオンの創業者でしたが、その後次々と金沢にカレー店ができ、いまでは「チャンピオンカレー」以外でも、金沢カレーを食べることができます。
金沢おでん
冬の寒さが厳しい金沢。そんな金沢で地元の人々から愛されているグルメが「金沢おでん」です。金沢のおでんの特徴は「赤巻き」と呼ばれるかまぼこや、郷土料理である治部煮にも入れられているお麩が入っていること。あっさりとしたつゆが染み込んだお麩は、口に入れるとジュワーと幸せが口の中に広がる絶品。おでんといえば冬ですが、夏にもおつまみとしていただくのが金沢流。ワインと一緒にいただけるおでん居酒屋もあるので、ぜひ夏の金沢で新感覚の金沢おでんに挑戦してみてはいかがでしょうか。
近江町市場の海鮮丼
日本海の恵みがリアルタイムで楽しめるのが金沢の良いところ。新鮮な魚介類はプリプリで弾力があり、ボリュームもたっぷりです。とくに金沢の台所、地元の人に「おみちょ」と呼ばれる近江町市場には、新鮮な魚介類を使った料理を提供する飲食店が立ち並んでおり、金沢の海の幸が安価で食べられます。近江町市場の人気店は、近江町市場で60年以上営業している老舗「山さん寿司」。山さん寿司では、丼からこぼれ落ちそうな18種類の豪華な魚介類が盛られたインパクトたっぷりの海鮮丼が楽しめます。
フルーツパーラーむらはたのフルーツパフェ
フルーツパーラーむらはたは金沢市の中心地、近江町市場のすぐ近くにあるフルーツパーラーです。1階が青果店になっており、そちらの青果店で厳選したフルーツを使ったフルーツパフェを提供しています。旬の果物がこれでもか! と言うくらいぎっしり盛られて、味も美味しく見た目も楽しいので観光客の間でも人気です。例年7月には、1年の中でも一番人気の水蜜桃パフェが提供されています。
箔一の金箔のかがやきソフトクリーム
夏といえばアイスクリームですが、金沢では何と金箔付きのアイスクリームが食べられます。金箔アイスクリームを提供するのは、ひがし茶屋街にある「箔一」です。
金箔がまぶしてあるのではなく、10センチもの大きな金箔がアイスを覆っていますので、インパクト大。日本で生産される金箔の99%を生産していると言う「金箔の町」金沢だからこその商品ですね。金箔アイスクリームの値段は、箔一の金箔ソフトから891円(ハクイチ)。ひがし茶屋街にある店舗以外の金沢市内のお店でも食べられるので、金沢に行った際はぜひ食べてみてください。
金沢でおすすめのホテル
ここまで様々な金沢グルメを紹介してきましたが、個性豊かな金沢グルメは他にも沢山あり、観光も楽しみたい方は1泊以上で周るのがおすすめです。是非、金沢に宿泊して思う存分グルメを堪能してみてはいかがでしょうか。
①ホテル・トリフィート金沢
金沢駅から徒歩5分の立地にあるホテルで、館内はシックで落ち着いた造りになっています。大浴場「こっとりの湯」を滞在中無料で利用することができ、疲れた身体をゆっくりと癒せるのが嬉しいポイント。有名観光地にも近く、金沢旅行の拠点としておすすめです。
住所:石川県金沢市 本町2丁目12-1
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②ザ・スクエアホテル金沢
「奥深い金沢の旅の道しるべ」をコンセプトに、客室に金沢の伝統工芸「加賀友禅」の色彩を取り入れたり、地元の食材を活かしたメニューが味わえるカフェが備わっていたりと、金沢の魅力が散りばめられたホテルです。13階にはサウナ付きの大浴場をご用意。近江町市場にほど近いので、新鮮な海鮮グルメを満喫したい方にピッタリのホテルです。
住所:石川県金沢市 下堤町10
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夏の金沢で美味しいグルメを食べまっし!
今回は一緒に一度は絶対に食べたい、金沢の夏グルメをご紹介しました。金沢のグルメといえば冬のイメージが強いかもしれませんが、金沢には夏だからこそ楽しめる絶品グルメが豊富にあります。観光と一緒にグルメも楽しめば、金沢への旅がさらに充実したものになるでしょう。金沢を訪れたら、街を歩きながら美味しいものを思う存分味わってみるのがおすすめです。