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5月の西表島旅行|気候やおすすめの服装・持ち物をご紹介！

5月の西表島の気候

5月の西表島は平均気温25℃、最高気温は30℃まで上がり夏らしいカラッとした晴れ間が多く見られます。湿度も高いため、少し蒸し暑さを感じることもあります。
下旬からは一転して、本土より一足早く梅雨の時期に入ります。長時間にわたって雨が降り続けるのではなく、バケツをひっくり返したような大雨が断続的に降り続けます。旅行の際は折りたたみ傘やコンパクトに携帯できるレインコートが重宝します。
ゴールデンウィーク後から梅雨入りまでは、旅行客の数も落ち着きつつあり、気持ちのいい南国の夏らしさを感じられるので旅行のシーズンとしてはおすすめです。
日照時間もさらに長くなり、日中アクティビィティを楽しめる時間も増えていきますが、日に当たる時間も多くなるのでUV対策もしっかりと行ってください。日除けにつばの長い帽子やサンバイザー、冷感のネックカバーやアームカバー、日傘などを準備しておきましょう。

5月の西表島旅行でおすすめの服装・持ち物

5月は気温も高く、汗ばむ夏のような気候になります。日除けにつばのながい帽子や、汗を拭くためのタオルを持参することをおすすめします。
下旬からは梅雨の時期が到来し、短時間に降っては止みを繰り返すスコールのような大雨が6月の中旬まで続きます。折りたたみ傘を携帯しておくと旅先で急に振られたときに役立ちます。
ゴールデンウィーク後は観光客の数も落ち着き、また日照時間も長く過ごしやすい季節なので、いろいろな観光名所をまわりやすくなります。カメラを準備すれば、西表島の大自然や動植物を思い出と一緒に収めることができます。鍾乳洞を探索するケイビングは幻想的な空間を体験できます。鍾乳洞の中は外の気温よりも低いため防寒対策が必要になります。

5月の西表島でのイベント

沖縄で旧暦の5月4日はユッカヌヒーと呼ばれ、海の安全と豊漁を祈願する日となっており、各地でお祭りや観光イベントが行われます。ハーリー大会などが有名ですが、家庭では仏壇に「ちんぴん」や「ぽーぽー」のお菓子をお供えし、家族の無事を願う行事でもあります。
この時期の海は本土よりも水温が高く、マリンアクティビティに適しているので一足早い夏の海を楽しむこともできます。

白浜海神祭

西表島白浜地区最大のイベントである白浜海神祭は、航海の安全と豊漁を祈願する伝統行事で毎年ユッカヌヒー(旧暦の5月4日)に開催されます。
大勢の観客が見守る中、ハーリー(サバニ舟での船漕ぎ競争)による様々な対抗戦が行われます。
100年以上の長い歴史をもつお祭りで、夏の訪れを告げる風物詩となっています。

鳩間島音楽祭

毎年ゴールデンウィークに合わせて鳩間島で行われる音楽祭で、人口約50人に対しておよそ500人、多い年で1000人を超える観客を動員する島の一大イベント。
鳩間小中学校の児童生徒たちのパフォーマンスに始まり、県内外で活動する様々な音楽家やミュージシャンのステージへと続きます。
島の人々が出店している飲食ブースや記念グッズなどの物販なども楽しみの一つです。

5月の西表島旅行でおすすめの遊び方

5月はゴールデンウィークが含まれるので、どの観光地も人や予約でいっぱいになるシーズン。さらに西表島でははやくも梅雨入りしてしまうため、この時期の旅行は入念なプランニングが必要になります。事前の確認や早めの予約、雨の日でも楽しめるスポットも視野に入れるなどの対策を心がけましょう。
西表島は琉球石灰岩と呼ばれる地層が多く、その石灰岩が地下水や酸性の雨水に浸食されることによって鍾乳洞ができることからたくさんのケイビングスポットを有しています。天候に左右されない鍾乳洞探検も、西表島での梅雨の楽しみ方の一つです。

クーラ洞窟

西表島北東部のクーラ川から進んだ先にある、大きさの異なる3つの鍾乳洞が連なってできた洞窟です。距離もそこまで長くはなく極端に狭い道や場所もないので、初めて鍾乳洞探検を挑戦するのにおすすめのスポット。
比較的簡単で初心者向けなので個人で行かれる人もいますが、観光地として整備されていない手つかずの洞窟で入口や順路などの案内標識もなく、最低限の装備品も必要となるため、不安な方はツアーやオプションなどに参加すると安心です。
大きく開けた洞窟の出口から覗く雄大なジャングルの絶景は、西表島に訪れたのなら一度は見ておきたいですね。

南風見田の浜

島の南側に位置し、真っ白な砂浜が長く続いているきれいで落ち着いた雰囲気のビーチです。リーフに囲まれた遠浅の海に面しているので、シュノーケリングより浅瀬や浜辺でのんびりしたり景色を楽しむのに適しているかもしれません。波も穏やかでお子様の遊泳にも安心。南の海を隔てた先に波照間島も見えます。
大原港から離れており、アクセスもここを終点とする長い一本道なので行き着くのに少し不便ではありますが、そのため手つかずの天然ビーチらしい素敵な魅力があります。また、それゆえ周りにお店やトイレなどの設備ももないため、向かう際には気をつけてください！

マヤグスクの滝

西表島の数ある滝めぐりツアーの中でも最難関、最も過酷で秘境の滝と言われているのがマヤグスクの滝。沖縄方言で「マヤ」はネコ、「グスク」は城という意味で、街談のような形状の岩盤に大量の滝が流れています。
浦内川を上流へと進みながらマリユドゥの滝・カンピレーの滝を通過し、横断道へ入り険しい登山道を登りその先の支流のイタジキ川をさらに登ると到着できます。遊覧船の最終時刻は16時までとなっているので、時間配分にも気を付けなくてはいけません。
慣れていない方はガイドが必須なほどハードですが、過酷なトレッキングを乗り越えた達成感と絶景は格別です。

5月の西表島旅行・ツアーの費用

5月の西表島旅行は、ゴールデンウィーク期間が繫忙期となり旅行代金が高騰化するので、人気のフライト・ホテル選択であればお一人様10万円を超える日もあります。
連休から前後に1日ずらすだけでも料金変動がありますので、日程調整もご検討ください。
また、ゴールデンウィークのフェリーチケット窓口はとても混雑し、出港30分前に港に到着しても乗船がギリギリになってしまうこともあります。混雑を避けたい場合は、事前予約限定のEチットがおすすめです。
5月後半は梅雨入りするので旅行代金が一気にグッと下がります。
天気が良好な時であれば本格的に海水浴やマリンスポーツを楽しむことができる季節なので、夏を先取りしてみてはいかがでしょうか♪