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3月の西表島旅行|気候やおすすめの服装・持ち物をご紹介！

3月の西表島の気候

3月に入るとすっかり暖かい春の気候になります。月の後半になるにつれて気温が徐々に上昇していき、日によっては暑さを感じることもあります。最低気温も18℃程度なので寒さをあまり感じません。
服装も半袖・ハーフパンツで過ごせますが、長時間肌を露出しているとこの季節でも日焼けをしてしまうので、日焼け止めクリームやアームカバーなどで対策しましょう。
降水量はやや少なくなる傾向にありますが、突発的に激しい雨が降ることがあります。
この時期はトレッキングやハイキングがおすすめで、西表島の豊かな自然を満喫するには最適な季節になります。アウトドアアクティビティに出掛ける際は、軽いジャケットや長袖のシャツ、ズボンなど動きやすく肌を守れる服装が安心です。また、山の天気は変わりやすいため防水性のある装備も準備しておくとよいでしょう。海水温度もあたたかく、西表島では3月から海開きが行われ、本土よりもだいぶ早く遊泳を楽しむことができます。

3月の西表島旅行でおすすめの服装・持ち物

西表島では早くも3月に海開きが開催されます。海で泳ぐ際には水着、タオル、防水バッグ、ビーチマットなどの準備をしておきましょう。このほかにもこの時期から様々なアクティビティやツアーが行われるようになるので、しっかり下調べをしてそれぞれの目的にあった事前準備をしましょう。
半袖のTシャツで日中過ごすことができ、履き物はサンダルはもちろん、海の近くを歩くときはマリンシューズが重宝します。
3月からは徐々に春らしい気候に変わり、降雨量も少なく晴れた日には本土の初夏のような天気になる日もあります。日照時間も長くなり、長時間のアウトドアになってくることが予想されるので、日焼けに気をつけてください。アクティブに動くごとが多くなるのでサングラスやラッシュガードはもちろん、逆にしばらくその場にとどまる時に簡単な日陰をつくれる折りたたみの日傘もおすすめです。

3月の西表島でのイベント

3月の西表島は、平均気温は20℃になり水温も22～25℃とあたたかく、遊泳やマリンアクティビティもほとんど寒さを感じずに楽しむことができます。
また、西表島では3月から5月頃にかけて、日本最小の蛍・ヤエヤマヒメボタルをジャングルの湿地帯や山間部などに見ることができます。独特な生態を持ち、珍しい光り方をするヤエヤマヒメボタルは、鑑賞ツアーなどで特に人気を集めています。

海開き

全国的に桜が咲き始め、春の訪れを感じる中、3月の西表島では日本で一番早く海開きが行われます。
西表島が属する八重山諸島では海開きに伴い、毎年順番にいずれかの島でイベントが開催されます。
海の安全祈願からはじまり、宝探し大会や浮き球ベースボール大会にマリンスポーツ体験など、その年その島によって様々な催しで賑わいます。

サニズ(浜下り)

沖縄には旧暦3月3日にサニズと呼ばれる、女性が海岸へ下り手足を海水に浸し身を清めて、健康を祈願する行事があります。
諸説ありますが、「蛇婿入り」という民話から由来しているとされ、女性の厄払いの意味合いがあったため昔は男子禁制の行事でしたが、今では男性を含め家族などで潮干狩りを楽しむイベントになっています。

アカハチ慰霊祭

今から約500年前に島民解放のため王府に反旗を翻し、戦い討ち取られた八重山の英雄オヤケアカハチを偲ぶ慰霊祭が、旧暦3月3日に大浜の崎原公園で行われます。
慰霊祭では、神司による祈願と焼香・合掌が行われ、続いてオヤケアカハチの業績を伝える講話、そして参加者たちによるアカハチ行進曲が合唱されます。
慰霊祭を通してアカハチの遺徳を考え、地域の人たちの結束や平和が祈願されます。

3月の西表島旅行でおすすめの遊び方

3月に入ると平均気温は19℃にもなり、本土よりも先にすっかり春らしい季節を迎えます。野生の生き物たちの活動も活発になり海開きも始まる3月の西表島は、一足はやく島の大自然を堪能できるまさにベストシーズン！
海水浴やシュノーケルはもちろん、この時期は風や波も比較的穏やかなのでSUPやカヌーなどの水上のアクティビティもおすすめです。
西表島には珍しく美しいビーチもたくさんあるので、砂浜で南国の雰囲気をゆったりと味わってみるのもいいですね。

トゥドゥマリの浜

トゥドゥマリとは「留まる」という意味で神様が留まる浜だと伝えられており、浜辺の形が大きな弧を描いた三日月の様に見えることから通称“月ヶ浜”とも呼ばれています。
琉球諸島ではサンゴや貝などからつくられる砂浜が一般的ですが、トゥドゥマリの浜は岩石由来の砂で形成されています。砂の粒が細かいので素足で歩けば気持ちいい感触を楽しめます。加えてゴミなどの不純物も少なく綺麗な砂浜なので、歩くと音が鳴る“鳴き砂”として有名です。
真っ白な浜辺から眺める夕陽が美しい、特におすすめのサンセットスポットでもあります。

宇多良炭鉱跡

宇多良炭鉱は、西表島を流れる浦内川支流宇多良川付近において、明治の初めから第二次世界大戦後まで約６０年の歴史を誇る西表島最大規模の炭鉱でした。
当時は衛生状態が悪く過酷な労働条件を強いられており、これらの環境改善も進められていきましたが、太平洋戦争が始まると坑夫は軍夫として徴用され石炭輸送船舶の航行も禁止に。その後も資源の枯渇や石炭需要の減少により炭鉱は閉山・休止となりました。
炭鉱が日本の近代化に果たした役割を後世に伝えるため、2007年に日本近代化産業遺産群の一つに認定、木道なども整備され今では観光スポットの一つとして紹介されるようになりました。

後良橋ロードパーク

県道215号沿いの、後良川河口近くの後良橋を越えた先にある展望スポットです。パークといっても、広場やトイレや自動販売機などはなく、川沿いから見える森や川の景色を楽しむスポットとなっています。
島の中では高地に位置しているため、展望スペースからは後良川の上流を見渡すことができ、一面に広がるマングローブ林とその背後に西表の山々を一望できます。展望スペースの前には二つの石碑があり、それぞれ『古見の浦節』、『紅ゆば節』のという歌の歌詞が書かれています。また、その近くにイリオモテヤマネコの親子の銅像があり、一緒に記念写真を撮ることができます。

3月の西表島旅行・ツアーの費用

3月の西表島旅行は気候が良くなるにつれ旅費も徐々に上がり、平均旅行費用は一人あたり7～8万円前後です。
西表島への移動は石垣島を経由することになります。石垣島へはLCCのPeach（ピーチ）を利用することによって旅費を安く抑えることができます。
学生の卒業旅行需要も高まり、グループ利用に人気の4.5名1室設定があるホテルやコテージタイプ、格安ビジネスホテルはすぐに売り切れ・満室になる場合もございます。
また、レンタカー付ツアーも台数に限りがあるので、在庫があるうちにお早めの旅行申込をオススメいたします。
少しでも安く旅費を抑えたい方は、航空券は残席が多いほど格安＆各ホテルの早割プランも活用して早期申込を心掛けましょう。