沖縄「NAHAマラソン」とは?概要と魅力をご紹介します!
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冬の沖縄で行われる一大イベントといえば「NAHAマラソン」です。美しい沖縄の景色、沿道からの熱い応援、ランナー同士のふれあいなど、たくさんの魅力が詰まったこのマラソン大会はリピーターも多くたくさんの人が集まります。12月に開催されるこの大会を1年の締めくくりという方もいるほど。今回はそんなNAHAマラソンについて、大会の概要から魅力までご紹介していきたいと思います。
「NAHAマラソン」とは?
NAHAマラソンは、毎年12月の第1日曜日に開催される日本陸上競技連盟公認のマラソン大会です。テーマは「太陽と海とジョガーの祭典」。参加者定員数は3万人と比較的規模も大きく、沖縄県外や海外からの参加者も年々増加している大会となっています。コースは、那覇市、豊見城市、南風原市、八重瀬町、糸満市、の沖縄南部5市町をまたぐ42.195km。奥武山運動公園をスタートし中間地点の平和記念公園を通って奥武山陸上競技場まで帰ってくるという、折り返し地点の無い周回コースです。
NAHAマラソンには6時間15分の制限時間が設けられており、完走率は例年6~7割程度。東京マラソンや神戸マラソンなどの主要なマラソン大会の完走率が8~9割近いことを考えれば、比較的完走率は低めといえるでしょう。また、1999年のNAHAマラソンでは、12月にも関わらず例外的な夏日であったことも影響して国内最低の完走率である52.3%を記録しています。NAHAマラソンで完走を目指すのであれば、相応の覚悟と事前の練習をしておく必要があるのかもしれません。
沖縄のマラソンは応援がすごい!
NAHAマラソンの魅力といえば、走るランナーの雄姿や辺りを囲む沖縄の景色はもちろんですが、沿道でランナーたちの背中を押す応援も見逃せません。
子どもたちが軽快な太鼓のリズムに合わせてエイサーを踊り、毎年決まったポイントではバンドの演奏や歌が披露され、沿道にずらりと集まった方々からは黒糖・塩・スポーツドリンク・アイス・梅干し・おにぎり・スープなどの様々な差し入れのおもてなし――
まさに応援している方も一体となってNAHAマラソンの参加者であるといえるでしょう。このような人の温かみの感じられるサポートを見ることができるのは、沖縄で行われるマラソンならではかもしれません。
参加方法、概要
NAHAマラソンに参加するためには、公式ホームページ・電話・沖縄県内各所においてある申込書による参加申し込みを行う必要があります。主な募集要項は以下の通りです。
参加資格
・国籍を問わず16歳以上(大会当日)の健康な人(18歳以下は保護者の同意が必要)
・アマチュア競技者で、正式にエントリーを認められた人。(代理の参加不可)
参加料
・一般/6,500円
・65歳以上/5,000円
・18歳以下(高校生)/5,000円
NAHAマラソンは定員数が3万人のため、仮申込者数が定員数を超えた場合は抽選となります。抽選に当選後、参加費を支払うことで参加が可能です。また、場合によっては二次募集が行われることもあるため、抽選に外れてしまった後も公式ホームページをチェックしておくとよいかもしれません。
公式ホームページ>>http://www.naha-marathon.jp/
※2018年のNAHAマラソンは終了しました。次回は2019年12月1日の予定です。
実は「ウルトラマラソン」というものも
沖縄で行われるマラソンにはNAHAマラソン以外にも「沖縄100Kウルトラマラソン」というマラソン大会が開催されています。沖縄100Kウルトラマラソンとは、名前にもある通り100kmを走りぬくマラソン大会です。与那古浜公園をスタートし糸満市役所を折り返し地点として、再び与那古浜公園へと戻ってきます。100kmのマラソンは過酷に思えるかもしれませんが、コースは沖縄本島南部の海沿いを通るようになっており、美しい海岸線を眺めながら走ることができるのは沖縄ならではでしょう。
また、この大会では100kmのマラソン以外に、全長22.5kmのニライカナイラン&ウォークや2018年からは50kmの部が新設されているため、「100kmは難しい」という方はそれらのコースに参加するのも一つの手です。
見るもよし、走るもよし!沖縄でマラソンを楽しもう!
沖縄で行われるマラソン大会には沖縄ならではの魅力が盛りだくさんです。特に美しい景色を眺めながらのマラソンを楽しめる大会は、なかなかありません。また、沖縄は冬でも暖かいため運動もしやすい気候といえます。冬はどうしても暖かい室内にこもりがちな季節ですが、冬でも暖かい沖縄でマラソンを楽しんでみてはいかがでしょうか。次回は2019年12月1日。忘れないようにチェックしておきましょう。