プロ野球球団の沖縄キャンプ、9球団のキャンプ地と周辺情報を先取り!
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沖縄といえば、やはり「夏のバカンスに訪れる場所」というイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか。しかし、例年2月の沖縄は普段のバカンスとは違った盛り上がりを見せる時期でもあります。その盛り上がりとはプロ野球球団の春季キャンプです。春季キャンプでは、多くの球団が沖縄を訪れ、シーズンの開幕に向けて練習を行います。そこで今回は、プロ野球球団の主な沖縄キャンプ地と、その周辺情報についてご紹介していきたいと思います。
沖縄キャンプを見に行こう!
プロ野球の春季キャンプでは気象条件などから沖縄県や宮崎県に集中しており、特に沖縄県は国内12球団のうち9球団が主なキャンプ地として訪れる土地となっています。キャンプの期間中は、移動中に即席のサイン会が実施されたり休養日には選手たちが市内観光などをしたりするため、普段よりもファンとの距離が近くなり日ごろはなかなかできない貴重なふれあいの場にもなっています。
セ・リーグ6球団のキャンプ地は?
広島東洋カープ 沖縄市
2018年、開幕から3連勝と好スタートを切り、好調を維持し続けた広島東洋カープ。球団史上初のリーグ3連覇となる9度目の優勝を果たしCS(クライマックスシリーズ)を勝ち抜くも、日本シリーズでは惜しくも福岡ソフトバンクホークスに敗れてしまいました。来季こそは優勝に期待したいところ。
そんな広島東洋カープが、例年春季キャンプで訪れるのが沖縄市です。沖縄市ではウミヘビを使った「イラブー料理」や、馬の肉を使った汁料理「馬汁」がいただける有名店があり、せっかく沖縄市を訪れるのであれば一度は足を運んでおきたいところ。また、様々な国の文化が入り混じる空港通りや、約200種類もの動物たちを見ることができる沖縄こどもの国など、観光スポットも少なくありません。
東京ヤクルトスワローズ 浦添市
2018年、メジャーリーグから青木宣親が7年ぶりに復帰し、交流戦最高勝率を決めるなど好成績を収め、リーグ2位でCS進出を決めた東京ヤクルトスワローズ。球団のマスコットキャラクターつば九郎の行動でも有名となっています。
そんな東京ヤクルトスワローズの主なキャンプ地の1つが浦添市です。沖縄県で第4の規模を誇る浦添市は、大きな観光施設はないものの、海外のファストフード店や外人住宅を改装したお洒落なお店が立ち並ぶ港川エリアなど異国情緒溢れる雰囲気で非常に人気。また琉球王国誕生の地という歴史があり、史跡も数多く点在しているのも特徴です。
読売ジャイアンツ 那覇市
2018年、度重なる選手の怪我や不祥事に見舞われ波乱が続く中、シーズンの終盤まで横浜DeNAベイスターズとの3位争いを繰り広げ2年ぶりのCS進出を果たした読売ジャイアンツ。チームの敗戦が続いたことを理由に今シーズンで高橋由伸監督が辞任。来季からは3年ぶりに原辰徳監督が復帰することが決まっており、来年からの変化に期待している方も少なくないはず。
そんな読売ジャイアンツが主なキャンプ地として訪れるのが那覇市です。那覇市といえば国際通りや首里城など、沖縄で最も有名な土地といっても過言ではありません。沖縄セルラースタジアム那覇は空港からモノレールで5分の立地にあるため、気軽に那覇の観光スポット巡りをすることができるでしょう。
横浜DeNAベイスターズ 宜野湾市
2018年はラミレス監督就任から初となる単独首位や17年ぶりとなる8連勝を記録するなど好成績を収めたものの、惜しくもCS進出を逃し2015年以来3年ぶりのBクラスとなった横浜DeNAベイスターズ。
そんな横浜DeNAベイスターズが、例年春季キャンプで訪れるのが、宜野湾市です。沖縄本島の中部と北部を結ぶ交通の要所ともいえる宜野湾市は、ヴィンテージ家具を扱う家具店や、米軍基地関係者のために作られた外人住宅を改装したカフェなど雰囲気のよいお店が数多く点在しており、宜野湾市を訪れるのであれば訪ねておきたいところ。
阪神タイガース 宜野座市
2018年は選手の不調や故障にあえぎ、チームも低迷。本拠地である更新園球場で勝つことができず、球団史上ワーストとなるシーズン39敗を喫し17年ぶりのシーズン最下位となった阪神タイガース。来季からは二軍で指揮を執っていた矢野燿大が監督となり、今後の活躍に注目が集まっています。
そんな阪神タイガースが主なキャンプ地として使用しているのが宜野座村です。宜野座村は「水と緑と太陽の里」がキャッチフレーズであり、コバルトブルーの海や亜熱帯の緑など自然豊かな土地です。最近では鍾乳洞や森林浴が楽しむことができる散策ツアーが人気を博しています。
パ・リーグ3球団のキャンプ地は?
北海道日本ハムファイターズ 名護市
2018年、開幕前には二刀流でおなじみの大谷翔平のメジャー移籍や、ドラフトでは大注目の清宮幸太郎を獲得したことでも話題となった北海道日本ハムファイターズ。試合ではリーグ3位の成績でCS進出を果たすも、CSシリーズ第1ステージで今年総合優勝となった福岡ソフトバンクホークスに1勝2敗で敗れました。
そんな北海道日本ハムファイターズが例年春季キャンプで訪れるのが名護市です。名護市は沖縄本島の北部に位置し、海と山に囲まれた自然豊かな土地です。勝山やリバートレッキングが楽しめる滝など自然を満喫できるスポットが多くあります。また、一方で市街地では沖縄の原風景が感じられる街並みやオリオンビールの工場見学ができるオリオンハッピーパーク、道の許田など人気の施設も数多くあり、市街地の観光も十分楽しむことができるでしょう。
千葉ロッテマリーンズ 石垣島
2018年、シーズン前に不祥事によるオーナー代行の交代という波乱の幕開けとなった千葉ロッテマリーンズ。シーズン開幕後は若手選手や新外国人投手の活躍で上位へ食い込んでいたものの、後半は勢いが失速しシーズン5位という結果に。投打にわたって決定打に欠けるなど課題も多く、来季の巻き返しに期待したい。
そんな千葉ロッテマリーンズが主なキャンプ地として訪れているのが石垣島です。石垣島は日本最南西端の島々「八重山諸島」の玄関口ともいわれ、沖縄を代表する名所の1つ。亜熱帯の豊かな自然と都市機能が共存している石垣島では、自然の溢れる美しい景色やアクティビティとお洒落なカフェやバーでの美味しい食事を楽しむことができます。
東北楽天ゴールデンイーグルス 久米島
2018年、開幕戦を白星で飾ったものの、以降は投打ともに振るわずチームは低迷。シーズン中に梨田監督が辞任し平石洋介が監督代行となるも流れを変えるには至らず、3年ぶりのリーグ最下位となった東北楽天ゴールデンイーグルス。来季は平石監督代行が正式に一軍監督へ就任することが決まっており、今後の動向に注目したい。また、2018年1月4日にチームの4代目監督を務めた星野仙一球団代表取締役副会長がお亡くなりになり、監督時代につけていた背番号77番が永久欠番となった。
そんな東北楽天ゴールデンイーグルスが春季キャンプで例年訪れるのが久米島です。久米島は沖縄諸島でも最西端に位置する離島で、島全体が県立自然公園に指定されているため美しい自然が多く残っています。久米島で特に有名なスポットといえば無人島の「はての浜」。はての浜は、白化したサンゴが長い時間の中で積み重ねられてできたサンゴの島で、世界でも有数のスポットです。はての浜を始め、美しい豊かな自然で彩られた久米島では非日常的な体験ができることでしょう。
沖縄キャンプで2019年のプロ野球を先取りしよう!
沖縄には様々な魅力がありますが、2月頃にはプロ野球の春季キャンプという普段とは違った楽しみがあります。野球が好きという方はもちろん、たまに見るという方でもキャンプを見に行けばきっと楽しむことができるはず。いつもより選手たちを身近な存在として感じられるキャンプを見に行ってみてはいかがでしょうか。もちろんキャンプを見学するだけでなく、沖縄の観光が楽しめるのも嬉しいポイントです。