冬の福岡旅行、服装は?暖冬でも注意したい男女別コーデのポイントについて詳しくご紹介

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冬の福岡旅行、服装は?暖冬でも注意したい男女別コーデのポイント

冬の福岡旅行、服装は?暖冬でも注意したい男女別コーデのポイント

  • 九州
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九州は、プロ野球の春季キャンプ地にも選ばれるなど、日本でも比較的温暖な地域と言うイメージがあります。
しかし、冬の福岡を訪れると、意外な寒さに驚く人も少なくないようです。その理由は日本海に面しているから。海からやって来る寒風が遮られることなく吹きつけるため、実際の気温よりも体感温度が低く感じられるのです。そんな福岡の冬の気候にも対応できるよう、万全の備えをして出かけましょう。

冬の福岡県の状況

冬の福岡県の状況
気象庁のデータを見てみると、次のグラフのような気温変化がわかります。

資料:気象庁HP「過去の気象データ検索」
(資料:気象庁HP「過去の気象データ検索」より)
7月・8月は30度を越える暑さの反面、12月からは一気に気温が下がり、平均気温は7度台に。底冷えのする寒さが想像できます。
「九州は暖かいから薄着で大丈夫!」と言う思い込みは危険です。

九州内でも福岡は寒い地域

福岡県庁HP内の紹介には、福岡・北九州地方の気候について、「冬季は北西の季節風が吹きつける日本海型気候区の特徴」と言う記載があります。
福岡は日本海に面しており、九州の他の地域と比べても海からの寒風の影響を強く受けるようです。

次の表は、東京と福岡、宮崎の気象比較です。
注目したいのは日照時間の差です。福岡は東京よりも気温はやや高めですが、日照時間が圧倒的に少ないことが、日中の体感温度に影響を及ぼしていると予想されます。宮崎市はプロ野球の春季キャンプにも選ばれる地で、もちろん福岡より南に位置していますが、最低気温は氷点下を記録することも多い地域です。しかし東京と同様に日照時間が多く、冬でも日中の温度が上がって温かく感じることが多いのです。
これらを考えると、福岡市周辺では、気温よりも体感としての寒さを感じやすい可能性があります。福岡市は、日照時間が少ないために日中の気温が上がりにくい傾向があります。気温が氷点下を記録する日は少ないのに、雪やみぞれ・あられを観測する日が月に数回はあることにも注意が必要です。
ちなみに観光で訪れたい博多や太宰府は、平均気温や最高気温もさらに低いようです。

 

 

東京・福岡・宮崎の気象比較(2017年)

平均気温 平均最高気温 1ヶ月の

日照時間計(h)

東京 福岡 宮崎 東京 福岡 宮崎 東京 福岡 宮崎
12月 6.6 7.4 7.6 11.1 10.6 13.1 211.1 91.0 208.6
1月 5.8 7.4 8.1 10.8 11.5 13.7 226.7 139.5 217.7
2月 6.9 8.3 8.7 12.1 12.5 14.5 193.7 152.7 206.3

(資料:気象庁HP「過去の気象データ検索」より 県庁所在地で比較)

冬の福岡県旅行、男性のコーディネートポイント

冬の福岡県旅行、男性のコーディネートポイント
旅先で荷物が多いのは苦手、と言う男性も多いことでしょう。万が一のための防寒着を余分に準備するのも避けたいところではないでしょうか。
そんな男性には、手軽にできる寒さ対策がおすすめです。
体感の寒さは、首筋や足首などの保護でかなり予防できます。
たとえば、いつも素足、あるいはローライズの靴下しか履かない、と言う人は、旅行の際にはロングの靴下を用意しましょう。また、マフラーや手袋などの小物アイテムを持参しておくと万全です。

また、福岡の寒さは海からの北風あるいは北西風が原因であることも多いので、風を防ぐことができるようなジャケットやパーカーなどが効果的です。
効率よく寒さ対策をしていきましょう。

冬の福岡県旅行、女性のコーディネートポイント

冬の福岡県旅行、女性のコーディネートポイント
手足の冷えを感じやすい女性は、気温がそれほど低くない日でも、曇りの日や風の強い日にはとく体感の寒さが強まりやすくなります。
まずは風をよけることのできる素材のコートを選びましょう。
また、男性にもおすすめしたように、首や足もとを温めるアイテムは必須です。
さらに、もともと寒がりを自覚している人は、冬用タイツやインナーを用意しておくのがおすすめですが、これらは朝着用してしまうと調節が難しくなるため、注意が必要です。寒いと感じたらその都度コート内に重ね着できるよう、ニットカーディガンなどをバッグに忍ばせておくのが万能かもしれません。

また、旅行の準備段階では寒さを感じず、防寒着が大げさに感じるときは、使い捨てカイロを2〜3個持参しておくと安心です。気候と服装が合わず、寒さに震えた経験は誰しもあると思いますが、そういうときは腰にまず1つ、カイロを貼ると寒さが和らぎます。それでも寒ければ今度はお腹側に1つ追加すると、その日の寒さを乗り切ることができるでしょう。

博多観光は海風に注意

福岡の意外な寒さについて紹介してきましたが、中でも博多区は海に近いため、北から吹いてくる風の影響で気温が急激に下がりやすい傾向にあります。人気のスポットでもある「中洲」や「水上公園」周辺は海や川面を吹き抜ける風を遮るものもないため、実際の気温よりも体感温度はかなり低く感じられるはずです。海に近い博多周辺を旅の計画に入れている場合は、服装に注意が必要です。

地元でコートを着ていなかった人はコート着用で、コットン素材で過ごしていた人はウール素材を、というように、いつも過ごしている服装からプラス1段階、暖かさをアップした服装をチョイスして出かけましょう。

体感気温が低くなることを見越した準備を


実際の気温以上に寒さを感じることも多い福岡の気候。キーワードは「海風対策」といえそうです。風を防ぐことのできるアウターを選んだ上で、マフラーや手袋などの小物やカイロなどを持参し、女性は重ね着できるアイテムを活用して身軽な旅を楽しみましょう。

福岡県内のオススメホテル

マリンホテル新館

市街の住宅地に位置するマリンホテル新館。らせん階段を備える吹き抜けの明るく気取らない雰囲気のエントランスロビーが迎えてくれます。福岡あんぱんマンこどもミュージアムまで徒歩約7分、中洲まで徒歩10分ほどと、子連れ旅行にも嬉しい立地です。

住所:福岡県福岡市博多区奈良屋町10−21

マリンホテル新館

ホテルテトラ北九州

JR小倉駅から徒歩7分、街の中心に位置する機能的で気取らないホテルです。人気の男女別大浴場には北九州初の個室型岩盤サウナも併設。貸切の家族風呂も利用でき、旅の疲れを癒してくれます。

住所:福岡県福岡市博多区奈良屋町10−21

ホテルテトラ北九州

冬の福岡旅行、服装は?暖冬でも注意したい男女別コーデのポイント

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