暖かい春の九州、冬は行けなかった野外スポットを満喫しよう!について詳しくご紹介

国内旅行

暖かい春の九州、冬は行けなかった野外スポットを満喫しよう!

暖かい春の九州、冬は行けなかった野外スポットを満喫しよう!

  • 九州
  • 観光スポット
  • 自然

3月は暦の上では春とはいえ、まだまだ寒さの残る地域も多くあります。しかし、温暖な地域が多い九州の春は、3月になると暖かい日が多くなるのが特徴です。冬は寒さを理由になかなか足を運べなかった野外スポットも、これからは思う存分満喫することができるでしょう。

北部と南部で気温に差がある九州

北部と南部で気温に差がある九州

九州は北部と南部で気候に差があります。春の陽気をいち早く楽しめるのが、九州南部(宮崎県・鹿児島県)です。九州最南端の鹿児島県は、3月の平均気温が12.5℃。同じ月の東京(8.7℃)や大阪(9.4℃)と比べ3~4度高い数字となっており、非常に暖かいことが分かります。九州南部では4月以降になると気温が20℃を超す日も出てくるため、旅行の服装も軽装で問題ないでしょう。

一方で、九州北部を旅行する際、3月は服装に注意が必要です。福岡の3月の平均気温は10.4℃であり、東京や大阪とそこまで差はありません。内陸部になるとより寒さが増すため、九州北部を旅行するのであればしっかり防寒を意識しておいたほうがいいでしょう。ただ、九州北部でも3月下旬になると暖かい日が増え始め、4月は温暖で過ごしやすい気候となります。

春に注意したい黄砂とPM2.5

春に九州を旅行する際、注意したいのが黄砂とPM2.5です。東京に住んでいてもこれらの影響は受けますが、中国からの距離が近い九州ではより影響が色濃く出てしまいます。黄砂とPM2.5は同時に語られることが多いですが、特徴はそれぞれで異なるため把握しておいたほうがいいでしょう。

黄砂とは、ゴビ砂漠や中国の黄土高原にある砂や土が、偏西風によって巻き上げられ日本にやってくるものです。黄砂を吸い過ぎると気管支や肺に影響があるだけでなく、花粉症のアレルギーを悪化させるともいわれています。ちょうど黄砂が飛んでくる時期は花粉症が猛威を振るう時期と重なるため、注意しなければいけません。

一方PM2.5は、主に中国から飛んでくるとされる大気汚染物質です。花粉や黄砂に比べ粒子が非常に小さく、肺の奥にまで入り込みやすいのが特徴。ぜんそくや気管支炎などの呼吸器系疾患の原因になるとされており、黄砂と特徴は似ているものの、PM2.5のほうがより危険性が大きいといわれています。

黄砂・PM2.5への対策として、旅行の際は必ずマスクを用意しておき、長時間の運動もなるべく控えたほうがいいでしょう。黄砂やPM2.5は日によって飛散する量が変わるため、天気予報をしっかりチェックしておく意識も大切です。

暖かい春だからこそ足を運びたい野外スポット

九州には豊かな自然あふれる野外スポットがたくさんあります。冬は寒さを理由に足を運べなかった場所でも、春なら問題なく訪れることができるでしょう。

鍋ケ滝

鍋ケ滝

熊本県にある日本有数の名湯「黒川温泉」から、車で20分程度の距離にある「鍋ヶ滝」は、春に訪れるのにぴったりな野外スポットです。「裏見の滝」と言う別名も持つこの滝は、裏側から滝を眺められるのが大きな特徴。鍋ヶ滝は光芒が見られる早朝が一番良いとされていますが、春であれば夜もライトアップがされ、この世のものとは思えないほどの幻想的な眺めを楽しむことができるためおすすめです。

稲積水中鍾乳洞

稲積水中鍾乳洞

3億年前に形成されたといわれている、日本でも最大規模の水中鍾乳洞が、大分県豊後大野市にある「稲積水中鍾乳洞」です。30万年前に発生した阿蘇山大噴火によって海中に沈んだとされる洞内は探検が可能であり、幻想的な世界を心行くまで楽しむことができます。周囲にはお食事処や資料館などもあるため、家族や友人と訪れるのにぴったりなスポットです。

御船山楽園

御船山楽園

桜の季節、九州で足を運んでおきたい野外スポットが佐賀県武雄市にある「御船山楽園」です。15万坪ともいわれる広大な敷地が広がる庭園では、ソメイヨシノなど2,000本もの桜が植えられているほか、美しいツツジや藤も楽しめるのが特徴。また、夏は新緑、秋は紅葉が楽しめるなど、四季折々の風景が見られるのも御船山楽園ならではの魅力といえるでしょう。夜間にはライトアップイベントが用意されており、闇夜に浮かび上がる桜の、神秘的な姿が堪能できます。

ハウステンボス

ハウステンボス

長崎県の有名な観光スポットである「ハウステンボス」は、春の間「花の王国」となることで知られています。とくに注目したいのがチューリップ。ハウステンボスでは3月から4月までの間「チューリップ祭」が開催されます。日本最多700品種、100万本のチューリップが楽しめるのは、国内ではハウステンボスだけ。2,000本を超えるチューリップの壁が楽しめる「チューリップウォール」を始め、さまざまなチューリップ関連の催しが楽しめます。

気候に注意しつつ、春の九州を楽しもう!

気候に注意しつつ、春の九州を楽しもう!
九州は北部と南部で気候が異なり、3月の九州北部はまだまだ寒さが残っているため服装などには注意しておいたほうがいいでしょう。3月も下旬になれば本格的な春到来となるため、九州の野外スポットを思う存分楽しんでいってください!

暖かい春の九州、冬は行けなかった野外スポットを満喫しよう!

この記事が面白いと思ったら
「いいね!」をクリック!

今後も参考になる情報を
いち早くお届けします!