「JetStar」国内線のチェックイン方法と搭乗時の注意点まとめ
時期や季節を問わず、お手軽な料金設定が嬉しいLCC。2012年から運航を開始したJetStar(ジェットスター)は、現在日本国内で運航しているLCC航空会社の中でもトップクラスの便数を誇っています。ここではジェットスターの国内線を利用する際のチェックイン方法と搭乗時の注意点を紹介します。
「JetStar(ジェットスター)」国内線のチェックイン方法
JetStarのチェックインには3つの方法があります。
- ・出発時間の48時間前から可能な「オンラインチェックイン」
- ・出発当日、空港の機械で行う「自動チェックイン機」での操作
- ・出発当日、有人の空港カウンターでのチェックイン
オンラインチェックインが便利
場所を選ばず事前に操作が可能な「オンラインチェックイン」では、パソコンやスマートフォンアプリから簡単にチェックインができるサービスです。国内線では、出発時間の48時間前から1時間前まで利用が可能となります。予約情報画面からの操作となるため、チェックイン時にはとくに必要なものはありません。
チェックインはスマートフォンの専用アプリ(ジェットスターアプリ)またはパソコンやスマートフォンでジェットスターのウェブサイトからでき処理完了後、画面上にモバイル搭乗券が発券されます。スマートフォンで操作した場合は、内蔵アプリPassbook/Wallet(iOSの場合、Google Android はWallet)に保存し、簡単に閲覧、表示できます。
パソコンやスマートフォンからウェブサイトを利用してチェックインした場合は、モバイル搭乗券の情報をメール等でスマートフォンへ転送し、保存すればOK。自分のスマートフォンが搭乗券代わりとなり、印刷をする必要がありません。
スマートフォンを持っていない場合は、搭乗券の情報をプリントアウトして当日持参して使用することもできます。機内持込手荷物のみで搭乗する場合は直接セキュリティゲートへ向かうことができるため、大幅な時間短縮にもなり便利です。とはいえセキュリティチェックに時間がかかることもあります。空港へは早めの到着を心掛けましょう。
またオンラインチェックインが利用できない場合もあります。
- ・往復でチケットを購入した際に復路の搭乗が往路の7日以降である場合
- ・幼児を連れて搭乗する場合や車椅子などの特別な介助が必要な場合
- ・ツアー旅行などのグループ予約や10人以上の団体
この場合は、有人カウンターでのチェックインが必要となります。
搭乗手続きに必要なもの
インターネット環境がない場合などオンラインチェックインが利用できない場合は、当日出発空港でのチェックインが必要となります。空港で行えるチェックインは、自身で操作を行う「自動チェックイン機」と、有人カウンターで行うチェックインの2種類があります。どちらも、あらかじめ予約内容を印刷したものを用意する必要があります。万が一、印刷し忘れた場合や手元にない際は予約番号で対応が可能です。
「自動チェックイン機」の使い方
専用機械の「自動チェックイン機」は空港カウンターの近くに設置されていることが多く、出発時間の2時間前から30分前まで利用が可能です。画面の表示に沿って、あらかじめ印刷しておいた旅程表のバーコードをスキャンするか、予約番号を入力することによりチェックインが行え、搭乗券を印刷することができます。また一部の空港では手荷物専用のタグも同時に印刷できます。
有人カウンターでのチェックイン
幼児を連れた利用や車椅子などの特別な介助が必要な場合、また同一予約で10人以上の団体となる場合は、有人カウンターでのチェックインが必要です。出発時間の2時間前から30分前までの利用となります。カウンターであらかじめ印刷した予約用紙、もしくは予約番号を提示します。作業は全て専門のスタッフに任せられるため、安心感があります。
ただしチェックインができる時間は利用する便によって異なるためフライトが多い時間帯ではカウンターを利用する人も多く、混雑することも。また手荷物を預ける方もカウンターを利用するため、どうしても待ち時間が長くなりがちです。LCCはとくに時間にシビアなため、余裕をもった行動を心掛けましょう。
JetStar搭乗時の注意点
JetStarでは、どのチェックインを行っても、必ず搭乗者全員の身分証明書を携帯するように案内されています。とくに忘れがちなのは、乳幼児を連れてチェックインする場合です。座席を使用しない幼児(2歳未満)は年齢確認ができる書類が必要となります。コピーは不可能なため、必ず搭乗者全員の期限が切れていない写真付きの身分証明書を忘れずに携帯しましょう。
荷物を機内に預ける場合(受託手荷物)は時間に余裕をもって
受託手荷物がある場合は、全てカウンターで荷物を預ける処理が必要です。オンラインチェックインを利用している場合でも、出発時間の30分前までに有人の受付カウンター、もしくは受託手荷物の専用カウンターで荷物を預ける必要があります。出発時間によっては他の便と重なってカウンターが混雑している場合もあるため、早めに空港へ行くことをお勧めします。
乗り継ぎの場合
JetStarの国内線を乗り継ぎする場合は、一度の搭乗ごとにチェックインが必要となります。例えば札幌を出発し成田へ、その後成田を出発して最終目的地は那覇という場合は、札幌から成田、成田から那覇の2回分のチェックインが必要となります。そのため、オンラインチェックイン以外のチェックイン方法を使用した場合、乗り継ぎ時の空港で再度チェックインが必要になることも。
また受託手荷物がある場合は、乗り継ぎ空港で一旦手元に受け取ることとなり、再度カウンターで手続きを行う必要があります。次の乗り継ぎ便をオンラインチェックインで事前に完了している場合でも、この処理が必要となるため注意が必要です。ちなみにJetStarでは、安心して利用できる乗り継ぎ推奨時間を国内線同士の乗り継ぎの場合120分としています。
ジェットスターを利用するなら、事前に行えるオンラインチェックインが便利
ジェットスターは、LCC航空会社の中では珍しいモバイル搭乗券のサービスが利用できるため、チェックインを行う場所や時間に比較的制限がないウェブチェックインが便利です。とくに手荷物預かりがない場合は直接セキュリティゲートへ向かうことができるため、大幅な時間短縮となります。オンラインチェックインを賢く利用して、出発時間前の時間を有効に使いましょう。