昔ながらの沖縄を感じたいなら糸満へ!冬のおすすめスポットもご紹介♪
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「沖縄が好き!でも、定番スポットは旅行しすぎて少しマンネリ気味かも……」そんな方にこそオススメしたいのが、沖縄本島の最南端に位置する沖縄県糸満市。那覇から南に約12km、豊かな自然に恵まれた沖縄情緒あふれる地域です。そんな糸満の魅力と、ぜひ訪れてほしいイベント&スポットをご紹介します!
糸満市とは?
糸満市は、沖縄本島最南端の小さな市。那覇から南に約12km、クルマで約25分と程近く、美しい海と畑、川に恵まれた自然豊かな場所です。那覇からの道のりの間にも、青く透き通った海を眺めることができます。
観光名所である「糸満ロータリー」近辺の市街地には、古くから続く糸満市中央市場があり、漁師町の素朴な雰囲気が肌で感じられます(※現在、市場は営業を続けながら大規模な立て替え中。2019年4月にリニューアルオープン予定)。
また、郊外に出ればサトウキビ畑や瓦屋根といった沖縄らしい光景が広がるのを目にできるでしょう。そんな穏やかな空気が漂う一方で、平和祈念公園やひめゆりの塔、戦跡など平和にまつわるスポットも多く、沖縄が背負ってきた歴史が色濃く残る土地でもあります。
定番の観光地とは一味違う糸満の魅力
糸満には、定番の観光スポットに飽きてしまった人でも胸を打たれる「古き良き沖縄」が詰まっています。なつかしいアジアの雰囲気を感じられる市場、沖縄らしさが残る自然風景や建物、悲惨な過去の名残をとどめ、現代人に平和の大切さを伝え続ける戦跡。沖縄の人々の歴史と生活が濃密に感じられ、沖縄という土地の素晴らしさを改めて実感できるでしょう。
糸満市中央市場
糸満の台所として愛され続けてきた、糸満市中央市場。糸満で獲れた新鮮な魚介類はもちろん、豚の頭や島らっきょうなど、沖縄ならではの食材も取り扱っています。
昔ながらの沖縄の雰囲気が強く、日本国内とは思えない異国情緒が漂うユニークなスポットでしたが、現在は大規模な建て替え中。既存の店舗は営業を続けながら建て替えを行っており、2019年4月には完全リニューアルオープンを目指します。
新市場には、地元住民が交流できる広場や、観光客が買った食材をその場で調理できるコーナーなどを設置予定。会話を楽しみながら買い物ができる、昔ながらの市場の長所を残しつつ、さらに魅力的なスポットへと生まれ変わります。
風景の美しさ
糸満の大きな魅力のひとつが、沖縄の原風景をリアルに感じられるところ。素朴でなつかしい市場はもちろん、旧正月には色鮮やかな大漁旗が掲げられる漁港、住宅地に連なる赤瓦屋根やどこまでも広がるサトウキビ畑など、多くの人が「これぞ沖縄」とイメージする景色が、今もしっかりと残っています。
中でも、山巓毛(サンティンモー)の展望台から眺める漁港は格別。夕陽が沈む時間帯に訪れれば、きっといつまでも心に残る風景を目にすることができるでしょう。
平和の尊さを再確認できるスポット
ただし、現在の穏やかな風景は、沖縄が背負ってきたつらい歴史の上に築かれていることを忘れてはいけません。沖縄戦終焉の地・糸満には、平和祈念公園やひめゆりの塔、戦跡など、過去のあやまちと平和の大切さを見つめ直すことのできるスポットが数多くあります。
糸満を訪れる際は、美しい風景やのどかな空気を楽しみながらも、ぜひ一度はそういったスポットに足を運び、平和について考え直す機会を持ちましょう。
いとまんピースフルイルミネーション
糸満に限らず、「夏」のイメージを持たれがちな沖縄。しかし、オフシーズンの沖縄はホテルや航空券が安く、混雑を避けることもできます。また、旧正月のにぎわいを体感したり、季節イベント・その土地ならではの催しに参加したりと、さまざまな楽しみ方ができます。
糸満でも、冬季限定で「いとまんピースフルイルミネーション」という名物イベントが開催されます。糸満市観光農園にて、約35万個のLEDライトが毎年さまざまなオブジェをつくり出し、訪れる人々に驚きと感動を与えます。沖縄県全体の冬季イベントの中でも特に高い人気を誇り、毎年多くの人々でにぎわいます。
20回目を迎えた今回は、2019年1月3日まで開催されていました。大みそかには年末カウントダウンに合わせた花火ショーが実施され、特設ステージでのスペシャルライブも開かれるなど、賑わいを見せたようです。次の冬の沖縄・糸満旅行計画には忘れずに入れておきましょう。
時代の流れを肌で感じる糸満市の旅
美しい風景に心打たれ、リアルな「沖縄らしさ」を肌で感じながら、平和の尊さを改めて見つめ直すことのできる沖縄県糸満市。いつもと違う沖縄旅行をお望みの方は、ぜひ糸満を訪れてみてはいかがでしょうか。