春夏秋冬、年中楽しめる北海道ルスツの魅力！について詳しくご紹介

北海道と言うと、「冬に行くところ」といったイメージをお持ちの方も少なくないはず。しかし、北海道の西部にあるルスツでは、季節ごとにそれぞれの楽しみ方があり、一年を通してお楽しみいただくことができます。ルスツの春夏秋冬を知れば、きっとオールシーズンにおいて訪れてみたいと思うことでしょう。今回は季節ごとのルスツの魅力を、皆さんにお伝えしていきたいと思います。

ルスツとは？

ルスツとは漢字で「留寿都」と書き、北海道後志総合振興局管内にある虻田郡に属する村です。ルスツという名前は、アイヌ語で「道が山の麓にある」といった意味の「ル・スツ」が由来になっているといわれています。ルスツでは馬鈴薯・アスパラガス・大根の生産が盛んで、とくに大根の生産は北海道一を誇り、留寿都ブランドとしても有名です。銘菓には梅屋の「みそまんじゅう」があり、100年近い伝統を守り続けてきた素朴な味は遠方からも買いに来る人がいるほどの人気となっています。

村の中心には札幌と洞爺湖温泉をつなぐ国道230号線が通っており、札幌や小樽などの大都市からも比較的アクセスのしやすい町といえるでしょう。また、「ルスツリゾート」「赤い靴公園」「道の駅230ルスツ」「ルスツ温泉」など観光スポットも多いことから、観光シーズンには観光客が多く訪れる地でもあります。

春・夏のルスツの楽しみ方

ルスツの春

ルスツでは3月～4月にかけても寒い日が続きます。そのため、そのシーズンの気候にもよりますが、4月上旬まではスキーを楽しむことが可能です。そして雪が解け始めると、今度は桜のシーズンがやってきます。ルスツでの桜の見ごろは、5月中旬ごろ。きれいに色づき咲き誇る桜と、まだ雪の残る羊蹄山のコントラストはまさに絶景です。ルスツ周辺には、喜茂別町河川公園やランラン公園・真狩神社など桜の名所がたくさんあるので、一度訪れてみてはいかがでしょうか。また、ルスツは市街地の標高が300～400mほどのところにあり、場所によってはエゾエンゴサクや水芭蕉といった高山植物も見ることができます。

ルスツの夏

最高気温でも平均25℃前後と比較的涼しく、爽やかな暑さの中で過ごすことができるルスツ。そんなルスツの夏には様々な楽しみ方があります。まずは、北海道でも人気のアクティビティである、ラフティングや川下り。ゴムボートに乗って、尻別川を約7kmにわたって下っていきます。周囲を囲むきれいな水と左右に流れていく大自然の景色は、非日常的な体験であることを感じさせてくれるはずです。そして、夏にルスツを訪れるのであれば、見逃せないのが雲海でしょう。眼下を覆う雲海と、向かいにそびえたつ羊蹄山の風景はまさに必見です。

秋のルスツの楽しみ方

暑さも落ち着いて、段々と葉が色づいてくるルスツの秋。自然豊かなルスツの秋の見どころといえば、やはり赤や黄色に色づいた木々が辺りを埋め尽くした風景です。北海道では9月ごろから紅葉が始まるため、いち早く美しい紅葉の景色を楽しむことができます。ゴンドラや展望台から周囲を見渡せば、色鮮やかに紅葉した大自然を望むことができるでしょう。

また、こうした風景を楽しみながら、カナディアンカヌーでの川下り・ゴルフ・乗馬体験といったアクティビティを楽しむのもよいかもしれません。また、ルスツにある遊園地は北海道最大ともいわれ、スリル満点の絶叫マシンからお子様も楽しむことができるアミューズメントまで、60種類以上のアトラクションを楽しむことができます。

冬のルスツの楽しみ方

標高が高いルスツは北海道の中でも積雪量が多い地域といわれています。そんな冬のルスツを楽しむのであれば、やはりウィンタースポーツは欠かせません。北海道に降り積もる雪はさらさらのパウダースノーで、スキーやスノボーなどのウィンターアクティビティにピッタリな最高の雪質。この北海道の雪質は、世界のスキーヤー・スノーボーダーからも注目されているといわれています。

「WORLD SKI AWARD 2021（ワールドスキーアワード）」のJapan’s Best Ski Resort部門で2年ぶり4度目の最優秀賞を受賞したルスツスキー場は、37個ものコースがあり初心者から上級者まで自分に合った楽しみ方ができます。事前に予約をすれば、スノーモービル・スノーラフティング・犬ぞり・早朝のトレッキング・雪に囲まれた洞爺湖での乗馬なども楽しむことができ、冬のルスツを満喫できること間違いありません。

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