香川といえば讃岐うどん！それだけじゃない特産品とグルメについて詳しくご紹介

香川県のグルメといえば讃岐うどん。喉ごしがよくコシが強い麺が特徴で、噛むとモチっとした感触は、香川県民だけでなく全国の人々に愛され続けています。そんな讃岐うどんを代表的なグルメとする香川県ですが、実は讃岐うどん以外にも多くの特産品があるのです。今回は香川の知られざる特産品をご紹介します。

讃岐うどんだけじゃない！香川の特産品と絶品グルメ

面積が日本最小の四国地方にある香川県。香川県は海と山に囲まれた自然豊かな地域で、人々の暮らしと自然がうまく調和した魅力的な県です。「うどん県」と呼ばれるほど、讃岐うどんのイメージが強い香川県。「うどんではない」特産品や絶品グルメはあまり知られていないのではないでしょうか。ここでは、香川に行ったら絶対に食べたい・買いたい、特産品とグルメをご紹介します。

なすそうめん

香川の郷土料理である「なすそうめん」。炒めたなすと油揚げをピリ辛のつゆで煮てその煮汁でいただく、夏にぴったりのそうめんです。地元では三豊地域特産の一般的な、なすの3倍にもなる三豊なすが使われており、食べ応えも十分。おつゆは地域によって異なり、煮干しや鰹で出汁をとり、味噌や醤油で味付けしたものがあります。大きな三豊なすがつゆをしっかり吸っており、さっぱりとしたそうめんとの相性も抜群です。

小豆島オリーブ

香川県高松市から20キロほど北東沖のところに位置する小豆島は、瀬戸内海の中でも淡路島に続いて2番目に大きい人口3万人ほどの島。この島は日本のオリーブ栽培の発祥地で、多くのオリーブ農園があります。小豆島のオリーブはフルーティーでまろやか。オリーブオイルだけでなく、オリーブを配合したハンドクリームなども売られていますので、お土産にも最適です。

醤油サイダー

香川が誇るオリジナルサイダー「醤油サイダー」。一体どんな味なのか怖いもの見たさで購入する人が続出しています。醤油は小豆島の醤油を使用。味については、ほのかに醤油の味のする甘じょっぱいコーラのような味、と言う感想を持つ人が多いです。ちなみに香川には、オリーブ果汁入りの「オリーブサイダー」ともあり、JR高松駅や高松空港で買うことができます。

牡蠣焼き

牡蠣や海苔の生産が盛んな、香川県志度湾。志度湾で獲れる牡蠣はクリーミーで弾力があり、牡蠣のエキスが濃厚な絶品。香川の海辺には「牡蠣小屋」と呼ばれる牡蠣屋が並んでおり、豪快に鉄板で焼いて何十個と食べるのが地元流。牡蠣の食べ放題もあり、3,000円ほどで獲れたての牡蠣を思う存分食べることができます。

瓦せんべい

高松市の定番土産の一つが「瓦せんべい」。瓦のような見た目と硬さが癖になる美味しさで、高松土産の定番となっています。讃岐和三盆の原料糖ともなっている白下糖を使用して作られており、瓦のように硬いのに口に入れるとスッと溶けるのが特徴。日本茶、コーヒー、牛乳などのお茶請けにもぴったりです。

ひしお丼

ひしおとは漢字で「醤」と書きます。つまり「ひしお丼」とは、小豆島の魚介や野菜などの地元の食材を小豆島の「醤の郷」で作られた醤油やもろみと一緒にいただく郷土料理。店によって海鮮のひしお丼、豚焼肉のひしお丼、穴子と野菜のひしお丼など色々なひしお丼があり、豊富なバリエーションが楽しめます。

和三盆

和三盆は主に香川県を含む四国東部で伝統的に生産されている砂糖のこと。サトウキビが原料で、まろやかな甘さが特徴です。きめ細かい砂糖の粒は口に入れると粉雪のように溶け、ほのかな甘みが口の中にふんわりと残ります。香川では和三盆を使ったスイーツも多く生産されており、おやつにもお土産にもぴったりです。

かっしゃ焼き

かっしゃ焼きはたこ焼きのような見た目の香川のB級グルメ。たこ焼きのような見た目ですが、中には「かしわ」と呼ばれる鶏肉が入っています。鶏肉は濃厚なカレー味に味付けされており、2010年の讃岐B級グルメコンテストでグランプリに輝いたことで注目されるようになりました。現在では、カレー味の鶏肉を入れた「かっしゃ焼きそば」などアレンジ品も出ていますので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

ぴっぴ飯

「ぴっぴ」とは香川県でうどんを表す幼児語。刻んだうどんにたくあん、ネギなどと一緒に炒めたご飯のことで、昭和40年ごろから庶民の間で食べられるようになった、香川のB級グルメです。讃岐うどん特有の、味が薄めのうどん出汁で味付けされていますので、焼き飯ですが意外とあっさり。細かく刻まれた、たくあんが良いアクセントとなっています。

讃岐うどんしか知らないのはもったいない！香川の特産品と絶品グルメ

香川は豊かな海の幸と山の幸があふれるグルメ大国。また、和三盆の生産地であることからスイーツや菓子類などの特産品も多くあります。香川の絶品グルメは、香川で地元の人たちと触れ合いながら食べるのが一番です。本記事を読んで「美味しそう」と心の中でつぶやいた方は、その美味しさを香川で確かめてみてください。きっと思い出に残る素敵な旅となることでしょう。