3月の久米島旅行|気候やおすすめの服装・持ち物をご紹介!
- エアトリ国内ツアートップ
- 沖縄旅行・沖縄ツアー
- 3月の久米島旅行|気候やおすすめの服装・持ち物をご紹介!
3月の久米島旅行|気候やおすすめの服装・持ち物をご紹介!
3月の久米島の気候
春は久米島をゆったりと満喫するのに最適なシーズンで、気温も程よく過ごしやすい季節です。しかし、3月は朝晩はまだ少し冷え込むので、日中の気温差に注意が必要です。このころから日照時間もどんどん長くなるので、日差しの強い日などは紫外線や日焼けに注意が必要です。
冬の終わりの3月は、海水温度も少しずつ上昇していき海水温度は平均約21℃〜23℃となります。海開きをひと月にせまったこの時期は、まだウエットスーツの着用が快適に感じられるでしょう。
降水量は1月や2月に比べて多くなる傾向にありますが、長時間・断続的に降るのではなく、スコールのように短時間で集中する、いわゆるゲリラ豪雨のようなものが一般的になります。
沖縄の桜は1月から3月にかけて開花がはじまりますが、久米島に自生するクメノサクラは3月頃に開花し、花びらが一枚一枚舞い散るので風情ある桜吹雪を味わうことができます。
3月の久米島旅行でおすすめの服装・持ち物
3月の久米島は程よい気温で日中は半袖でも快適に過ごせます。朝晩はまだ少し肌寒いので軽く羽織れるものがあれば安心です。
また、久米島では毎年2月から5月にかけて、地元で“アーサ虫”と呼ばれる1~2mm程の小さな吸血昆虫による虫刺され被害が起こります。海岸沿いに飛ぶ姿がよく見られ昼から夕方にかけて多く発生し、症状には個人差がありますが咬まれるとその部位は腫れてかゆくなります。衣服や髪の中などに潜り込み吸血を行うので、帽子を深くかぶり首にはタオル等を巻き長袖を着用することで服の中への侵入を防止するのが主な予防策になります。襟や袖の侵入口を中心に虫よけスプレーを衣類に散布するのも有効です。もしも刺されてしまったときのために虫刺され薬を用意するとよいでしょう。
3月の久米島でのイベント
久米島の3月は春の気候に変わり、暑すぎず過ごしやすい季節になります。春休みにも重なりますので、学生の卒業旅行や家族旅行ならこの時期がベストです。
南国らしく日差しは強くなってきますので、日焼け対策は忘れずに行いましょう。海開きはもう少し先ですが、久米島の文化や地元の方々と触れ合えるイベントが多数開催されます。
【イベント情報】
さんしんの日久米島
3月4日は「さん(3)しん(4)の日」です。沖縄文化を象徴する三線の歴史や技術を受け継いでいこうと1993年に制定されました。現在は、沖縄県内外、海外の三線愛好家が一斉に三線を弾くというイベントになってきています。
久米島でも三線愛好家が集まって演奏会を開きます。参加費は無料で三線の貸出もありますので初心者の方でも参加いただけます。
久米島ダッシュ大会
アスリート工房×久米島総合スポーツクラブとの連携事業で、30mダッシュを中心に子どもの部から大人の部まで開催され、一瞬の感動とドキドキをお届けする、世代を問わず大盛り上がりのイベントになっています。
事前申込も不要かつ参加費も無料となっており、30mダッシュの他にも、10m測定会やリレー、出店ブースもありますので、どなたでも気軽にお楽しみいただけます。
ホエールウォッチング
冬から春先の繁殖シーズン、温かい久米島の海に毎年およそ100〜400頭ものクジラたちがやってきます。様々なツアーやアクティビティにおいて、なかでもホエールウォッチングはかなりの人気を誇っており、野生のクジラを間近に見られ、ダイナミックな泳ぎとパフォーマンスは迫力満点です。
環境やタイミングなどの条件によって左右されるため、国内でクジラが見られる海は少なく、そのほとんどが久米島を含む沖縄の海域に限られます。ホエールウォッチングを楽しむならぜひ久米島へ!
3月の久米島旅行でおすすめの遊び方
「ガイコツパンダホヤ」という生き物の名前を聞いたことはあるでしょうか?全長1~2cm、パンダの顔に見える黒い模様、スケルトンの体から血管がまるで肋骨のように透けて見えるのが特徴的な、ちょっと不気味でかわいい海の生き物です。
最近発見されたばかりのガイコツパンダホヤは、SNSで話題となったことがきっかけで2024年の3月に新種と判明されました。日本でその姿を確認できるのは現在久米島のみ。あたたかくなりダイビングも快適に楽しめるようになったこのシーズンに、久米島限定の不思議生物に会ってみませんか?
マンタステーション
イーフビーチから船でおよそ10分の距離にある、2017年に発見されたマンタの海遊ポイントです。
もとより久米島では、秋から春先にかけて捕食の為に現れるマンタを目撃することができたのですが、最近発見されたこのマンタステーションでは、海中でホバリングしながらゆったりと泳ぐマンタの姿をなんと一年を通して高確率で見ることができます。普通の回遊路と違い、体に付いた寄生虫やゴミなどを他の魚に食べてもらいにやってくるクリーニングステーションと呼ばれるエリアなので、きれいに掃除してもらうためその場で止まっていることが多く、じっくりと観察や写真撮影ができるんです。
ほかにも様々な魚やサンゴに、また運が良ければ国内では珍しいブラックマンタと出会えるかもしれません。
米島酒造
久米島の白瀬走川の良質な水を利用し、手造り一筋で味や製法にこだわった泡盛を販売する酒造です。1948年創業で、親子4代にわたって受け継がれてきました。予約制で工場見学を行っており、泡盛が完成するまでの製造工程を見ることができるほか、造り手から直接説明を聞きながらたくさんの銘柄の泡盛を試飲することができます。また、時間限定で事務所内で店頭販売を行っているので、一つ一つの銘柄の情報を詳しく聞いた上で購入したいという方は是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか。定番の「久米島」や、酒造所周辺の小川に「クメジマボタル」が舞うことから名付けられた「美ら蛍」といった銘柄を販売しています。
黒石の森
観光スポットとしてはあまり有名ではない、知る人ぞ知る絶景の隠れた名所です。この地はもともと、御嶽と呼ばれる航海の安全を願い神様と交信する神聖な場所とされ、15世紀中頃には按司と呼ばれる豪族が城を建てた場所でもあります。
東屋の先の柵が立ち並ぶ断崖絶壁からは、見渡す限りの綺麗な青い海が視界に広がり、ハテの浜や奥武島を一望することもできます。人にあまり知られていない場所故、景色を静かに独り占めできるのもうれしいポイントですね。
アクセスは少しわかりにくく、最寄りのバス停からも遠いため、車やバイクで行くことをおすすめします。
宇根の大ソテツ
天然記念物にも指定されている、喜久村家の大ソテツです。ソテツは、国内では宮崎県から沖縄に分布する植物で、街路樹や庭木としても良く見られます。この大ソテツは6mと4mの2株を持ち、200以上の枝が生えており、野生のソテツとしては琉球諸島一といわれる大きさです。その枝降りの造形美は他に類を見ない美しさで、屋敷林に囲まれて台風の影響を受けにくいことが要因の一つとして挙げられています。樹齢250~300年といわれていますが、記録がないため詳細は不明です。南の島ならではの迫力ある自然の力強さを体感できるスポットなので、是非足を運んでみてはいかがでしょうか。
BACKSHORE RANCH
海岸の近くに構えるオーシャンビューカフェで、青い空と海を眺めながら美味しいイタリアンを味わえます。
店内はさわやかでおしゃれな造りで、綺麗な海が目の前に見える大きな窓に面したカウンター席や四人用テーブル席、外にはテラス席があり、気分やシーンに合わせて利用することができます。
久米島産の食材を使用したピザやパスタを中心に豊富なメニューが揃い、またランチ以外でもスムージーやドリンク、ケーキやアイスも提供しているのでティータイムにもぴったり。店内で販売している雑貨もお土産としておすすめです。
お腹も心も満たされる絶景カフェで、くつろぎのランチタイムはいかがでしょうか?
3月の久米島旅行・ツアーの費用
3月の久米島旅行は気候が良くなるにつれ旅費も徐々に上がり、平均旅行費用は一人あたり7~8万円前後です。
久米島へは、那覇空港から琉球エアコミューター(RAC)による便が利用できます。RACはLCCではありませんが、那覇から久米島への唯一の直行便を提供しています。
学生の卒業旅行需要も高まり、グループ利用に人気の4.5名1室設定があるホテルやコテージタイプ、格安ビジネスホテルはすぐに売り切れ・満室になる場合もございます。
また、レンタカー付ツアーも台数に限りがあるので、在庫があるうちにお早めの旅行申込をオススメいたします。
少しでも安く旅費を抑えたい方は、航空券は残席が多いほど格安&各ホテルの早割プランも活用して早期申込を心掛けましょう。