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9月の久米島旅行|気候やおすすめの服装・持ち物をご紹介！

9月の久米島の気候

8月にピークを迎えた台風ですが、まだしばらく警戒が必要です。また、台風の影響により、6月に次いで9月は降水量が多くなる傾向にあります。急な雨に備えて、折りたたみ傘やレインコートを準備しておくと便利です。
平均気温は約27℃で最高気温は30℃にもなります。暦の上では秋ですが、日中は汗ばむような日が続くため海水浴を楽しむことができます。日照時間も次第に短くなっていきますが、強い紫外線や日焼けには引き続き注意しましょう。まだまだTシャツと短パンで過ごせますが、屋外でのアクティビティを楽しむシーズンから少しずつ遠ざかり、屋内での行動も増えはじめるこの時期、室内の冷房対策として長袖を用意しておくのもよいでしょう。
高湿度で、80%以上の湿度になる日が多く蒸し暑い気候が続くため、快適に過ごすには適切な水分補給と冷房の利用を心掛けましょう。

9月の久米島旅行でおすすめの服装・持ち物

9月も台風の発生に注意が必要です。進路状況も変わりやすいためその都度天気予報をチェックしましょう。台風による被害に備えて、飲料水、非常食、携帯ラジオ、懐中電灯、モバイルバッテリーなどの緊急用品の準備をしておくと安心です。降水量も多いため、レインコートや防水性のある上着や靴がこの時期は特に重宝します。
9月の久米島は平均気温が26°C～30°Cとまだまだ暑く、雨や曇りが多いとはいえ晴れた日は日差しもかなり強いです。湿度も高いため熱中症対策に飲み物を持参しこまめに水分補給しましょう。雨に濡れた頭や服を乾かしたり、汗を拭ったり首に巻いて日焼け対策など、様々な用途に使えるタオルを多めに用意するとよいでしょう。

9月の久米島でのイベント

沖縄角力のメッカとも呼ばれる久米島では現在、6月から9月の間に各地で5場所の角力大会が行われます。子供から大人まで、それぞれの腕自慢たちが力と技、そしてプライドをぶつけて熱い試合を繰り広げます。
島内企業の協賛金や地元の方たちによる寄付金で運営されているので、無料で観戦することができます。年度でいうと久米島で最後に開催されるのは9月の仲地全島角力大会。この時期に観光に来た際は、力士たちの雄姿を見にぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

【イベント情報】

久米島まつり

久米島の夏の一大イベント、久米島まつりは毎年2日間にわたって開催され、島民全員が参加しているかと思うほどのたくさんの人たちで賑わいます。
沖縄出身の有名アーティストやゲストによるライブや、子供に人気のキャラクターショー、島の民謡やエイサー演舞披露、豪華賞品が当たる抽選会など、その年によっていろいろな催しが行われます。島内の飲食店から屋台も出店されるので、島料理を堪能したい観光客の方も楽しめます。
まつりの最後は、会場すぐ後方の海から打ち上げられる花火で締めくくられ、火花が会場へ降ってきそうなほど近い距離で見られるので迫力満点です。

久米島観光の日【球美の日】セレモニー

かつて久米島が球美(くみ)と呼ばれていたことから、久米島では語呂合わせで9月3日を球美の日と宣言、久米島観光の日として久米島観光について島全体で考える日になっています。
その球美の日を記念した観光PRイベントが、イーフ情報プラザ交流ホールとイーフビーチホテルにて毎年9月に行われます。第1部の講演会に始まり、フォトコンテスト表彰式や久米島紬観光レディーの引き継ぎ・認定式、久米島町マスコットキャラクター・く～みんの誕生日お祝いなどのセレモニーが続く第2部、そして第3部では懇親会が開かれます。

兼城十五夜村あしび

毎年旧暦8月15日の十五夜、久米島で唯一獅子舞が現存する兼城集落では、地域の無病息災、五穀豊穣、集落の繁栄を祈願し、獅子による奉納舞が行われます。さらにその翌日には不定期ではありますが、村あしびというアシビナー(遊び庭)などで演じられる奉納舞踊が開催されます。
200年以上続く歴史と伝統ある獅子舞の演舞に、「しゅんどう」に「白瀬走川節」などの伝統芸能・舞踊がステージで披露されます。いきなりステージから飛び降りて客席にまでやってくる獅子舞に子どもたちも大はしゃぎ。

久米島古典民謡大会

久米島の古き良き伝統芸能を継承することを目的とした民謡大会で、久米島出身者や久米島を愛する人々が集い、自慢の唄三線が披露されます。
小・中学生の部は「木綿花節」、一般の部(高校生以上)は「久米阿嘉節」という久米島の島唄をそれぞれ課題曲として歌います。コンクール形式で審査が行われ、参加者全員に参加賞が、優秀者には賞及び副賞が授与されます。

9月の久米島旅行でおすすめの遊び方

毎年この時期には、久米島におけるビッグイベント「久米島まつり」が開催され、ステージや屋台に花火大会と大いに盛り上がります。この久米島まつりの開催地である久米島町ふれあい公園は、広々とした開放感いっぱいの公園で、イベントのない日は自由にのんびりとした時間を過ごすことができます。
お祭りで夏の余韻に浸る一方、国指定史跡などに区分されている文化財や歴史的建造物が多い久米島では、情緒あふれる歴史スポット巡りといった秋らしさを味わうこともできます。まさに9月の久米島ならではの魅力ですね。

久米島町ふれあい公園

集落の入口にある大綱をモチーフにしたゲートが印象的な、兼城港近くにある大きな公園です。まわりを海に囲まれ広々とした公園で、景観もよく、気軽にのびのびと遊ぶことができます。西側の海に面しているので夕日鑑賞にもぴったり！その広さや整備された利便性の良さから、町のイベントやお祭りの多くがここで開催されています。
また、海を隔てた正面にガラサー山を望むことができる場所に、「ガラサー山の碑」と刻まれた石碑があり、ガラサー山と同じ写真内におさめることもできます。

上江洲家

1754年頃に琉球王朝時代の士族の家として建てられ、現在は国の重要指定文化財となっています。上江洲家は江戸時代後期の久米島の旧具志川城主の末裔といわれ、代々、間切の地頭代を勤めた旧家です。綿糸や茶などの栽培を促進、紬の製法を民衆に普及させ、貧民の救済及び久米島の産業振興に貢献したとして知られています。
屋敷は琉球石灰岩の石垣とフクギに囲まれ、家の正面にはヒンプンと呼ばれる目かくしの塀があり、主屋や井戸なども残っていて、当時の氏族の生活の面影を今なおとどめています。

具志川城跡

久米島北西の海岸、海に面した石灰岩の丘陵にある崖に囲まれた城跡です。古代琉球においての時代区分のひとつ、三山時代に築かれたとされる石灰岩と安山岩で積まれた城壁に特徴のある城で、歴史的にも価値のある古城跡です。
久米島は大交易時代の要所であったため、解明されていないものを含めて10カ所以上ものグスク跡があるといわれており、その中でも古琉球から続く高級神女・君南風が今も祭祀ウマチーを司るのが具志川城跡です。また、陶磁や青花が出土することなどから、南海貿易の歴史の一端をうかがわせる貴重な遺跡となっています。

アグリット久米島

島唐辛子や島胡椒、沖縄野菜の島らっきょう、パパイヤ、シークヮーサーなどを育て、調味料や香辛料、伝統の「こーれーぐす」という唐辛子の泡盛漬けなどを中心に製造・卸売り・販売をしているお店です。タレやラー油に久米島みそなど種類も豊富で、島内のスーパーやお土産店でも取り扱われ、オンラインショッピングで購入することも可能です。
また店頭では、サイプレイスリゾート久米島の総理長監修のソフトクリームを販売していて、味は特濃ミルクソフトクリームと久米島みそソフトクリームの2種類。砕いたみそクッキーをまぶしたソフトクリームにみそキャラメルソースのかかったみそソフトは、おすすめの食べ方として島唐辛子の粉末で味変するという、アグリット久米島さんならではの一風変わったテイストを楽しめます。

赤嶺パイン園

久米島北西部の高台、久米島外周道路沿いに位置する生産元の「赤嶺パイン園」のみで購入可能です。建物裏に広がる、1,200坪からなる広大なパイン畑は圧巻の一言。もちろん見学は無料です。7〜9月の夏期には、4つの品種から選ぶ「生パイナップル」（500円 税込）も人気です。南国の太陽をふんだんに浴びて育った濃厚かつジューシーな味わいは、夏バテ気味の疲れを芯から癒してくれます。残念ながら、今回の取材時は収穫時期外だったため生パインにはお目にかかれませんでしたが、キンキンに冷えた「パインジュース」（300円 税込）は、季節を問わず楽しめる定番です。注文を受けてからミキサーを回すので、フレッシュなまま美味しくいただけます。また、季節によっては生マンゴー（7〜9月）や、生ドラゴンフルーツ（11〜12月頃）なども味わえます。

9月の久米島旅行・ツアーの費用

9月の久米島の旅行代金は8月より落ち着くものの、敬老の日、秋分の日などの連休が続く時期は依然と高額です。リゾートホテル宿泊の場合は10万円を超えるツアーも出てきます。
連休が終わった最終週になるとグッと価格が下がり、比較的リーズナブルなツアーも探すこともできるので狙い目です。
白砂の美しい無人島「はての浜」を訪れるはての浜ツアーは料金一人あたり約5,000円〜9,000円、少し暑さの和らいだこのシーズンにピッタリでシュノーケリングやピクニックも楽しめます。
9月は学生旅行の人気シーズンでもあり、価格重視向けの格安ホテルの需要が高くなります。
4.5名1室利用可能な客室やコテージ・グランピングなども早々に売り切れる場合がありますので、9月の石垣島旅行はお早めの計画・ご予約がオススメです。