残波岬は遊び方いっぱい！観光スポットとおすすめの過ごし方ポイントについて詳しくご紹介

沖縄県本島にそびえる白い灯台が目印の「残波岬」には、季節を問わず遊べるスポットがたくさんあります。しかし、具体的にどんなものがあるか分からないという方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、沖縄県の残波岬にフォーカスしたおすすめの楽しみ方・過ごし方をご紹介します。海はもちろんバーベキューやアクティビティを体験して、沖縄観光を目いっぱい楽しみましょう！

残波岬は豊かな自然が残る観光スポット

沖縄県中頭郡読谷村に位置する残波岬。東シナ海に向かってのびる断崖絶壁は2キロにおよび、高さはなんと30メートル。波が高い日には、崖に打ち付ける激しい波の音が聞こえるでしょう。沖縄本島のなかで「一番最後に夕日が沈む場所」としても有名で、その一瞬を狙ってカメラを構える人々も少なくありません。

岬の突端では白く巨大な灯台がそびえ、北側に海岸国定公園が広がっています。日本一の大きさを誇る「残波大獅子」もこの近くに建てられており、灯台に次ぐ残波岬のシンボルです。

残波岬の魅力は、なんと言っても豊かな自然。海岸線は人の手が加えられていないため、生態系が崩れることなくさまざまな生きものが生息しています。とくに海中ではサンゴ礁が美しく目に映り、スキューバダイバーにも人気のスポットです。

一日中楽しめる残波岬の過ごし方

自然たっぷりの残波岬には、子どもから大人まで存分に楽しめる施設・アクティビティが多数あります。季節と天気、そして好みの過ごし方を選んで東シナ海の空気を堪能しましょう。

残波ビーチでマリンスポーツ体験

残波岬から少し歩くと、青く澄み渡った海が見えてきます。村営のビーチで、その景色を見るとくぎ付けになること間違いなし。4～10月の遊泳期間には海水浴を楽しむこともできます。

また、残波ビーチではさまざまなマリンスポーツの体験が可能。初心者でも安心なスキューバダイビングはじめ、ジェットスキーや水上スキー、ウェイクボードなど自分好みのアクティビティを存分に楽しめます。

さらに、海が苦手な方には「グラスボート」がおすすめ。船底の一部が透明になっているため、乗船したままで海の中を覗けるという仕組みです。グラスボートは冬でも体験できるため、季節を問わずおすすめのアクティビティです。

もちろん10月以降でも砂浜まで出ることはできます。海沿いは時期によって少々寒いですが、夏とは違った雰囲気の海を眺めてみるのもいいでしょう。

残波の景色とともにバーベキュー

残波ビーチ沿いには、バーベキューができる施設「いこいの広場」があります。施設内には更衣室やシャワーを完備しているため、海で遊んだ直後にバーベキューをスタートしてもOK。真夏の暑い季節には非常に嬉しいポイントです。

食材などの用意は不要で、店舗で直接購入するシステム。下準備もほとんど必要ないため、気楽にバーベキューを楽しみたいときにはうってつけです。6名以上で利用できる屋外バーベキュー広場か2名以上のテラス席を選んで、残波の風を感じながらグルメを堪能しましょう。

子どもに人気のふれあい動物コーナー

バーベキューができるいこいの広場では、小さな子どもに人気の「ふれあい動物コーナー」が設けられています。フェンスで囲んだ広場内でヤギが自由に過ごしているため、その様子を見て癒されましょう。

フェンス越しにごはんをあげる体験もできる（1回150円）ため、お子様と動物のふれあいにはうってつけのコーナーです。家族旅行で残波岬を訪れた際は、ぜひヤギたちとふれあってみてください。

灯台から東シナ海を一望

残波岬のシンボル「灯台」の高さは31メートル。展望台までらせん階段で登ることができ、天気のいい日には東シナ海から慶良間諸島や粟国（あぐに）島まで見えることも。体力に自信がない方には少々つらく感じるかもしれませんが、たどり着いた先の壮大なパノラマを一望すれば疲れも吹き飛ぶでしょう。

灯台の一階では、小さいながらも展示スペースが設けられています。残波岬の歴史や灯台の仕組みについて詳しく説明されているため、歴史が好きな方にもおすすめ。多くの人にとって、灯台は近いようで遠い存在でしょう。残波岬を観光する際は、ぜひその堂々たる姿に触れて感じてみてください。

波が穏やかな日には釣りも

断崖絶壁の上に建つ灯台に届くほどの高波……というイメージを持っている方も多いですが、天気がよく風が少ない日の波は非常に穏やかです。

景色としての迫力には欠けるものの、そんなときだからこそ「釣り」に挑戦するのもおすすめ。観光名所の印象が強いためあまり知られていませんが、現地の釣り好きもよく訪れる釣りスポットでもあるのです。

釣りポイントはいくつかありますが、比較的緩やかな砂浜や岩場が多いため初心者でも狙いやすいかもしれません。しかし波が高いと危険なので、海の状態を見ながら安全に楽しみましょう！

記念撮影は灯台＆大獅子前で！

残波岬での記念撮影には、やはり灯台や残波大獅子とのショットがおすすめ。灯台は大きすぎてすべて映すのは難しいですが、快晴の空と灯台はまるで絵のような美しさを見出してくれます。

また、日本一大きな大獅子の前に立つとその大きさが分かりやすいため、土産話にももってこいです。いつ見返しても思い出がよみがえってくるような、素敵な写真をたくさん撮影しておきましょう。

残波岬で思い出に残るひとときを

それほど大きくないエリアのなかで、一日中退屈することなく遊べる残波岬。海やサンゴ礁の自然をはじめ、マリンアクティビティやお子様向けの動物コーナーまでそろっています。空港周辺の観光にとどまらず、ぜひ少し足をのばして残波の空気を堪能してみてください。

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