高知空港（高知龍馬空港）周辺の観光スポット特集について詳しくご紹介

高知と言えば幕末の英雄・坂本龍馬を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。地元でも龍馬愛は非常に強く、「高知空港」には「高知龍馬空港」と言う愛称が用いられています。空の玄関口であるこの「高知龍馬空港」周辺には人気の観光スポットがたくさんあるので、ご紹介していきたいと思います。

高知空港（高知龍馬空港）はどこにあるの？

「高知龍馬空港」と言う愛称で親しまれている「高知空港」は高知県南国市に位置しています。桂浜までは車で25分、高知城までは車で40分と、高知の有名観光地にもアクセスしやすいのが魅力の一つです。土佐くろしお鉄道「のいち駅」まではおよそ10分で、片道500円での空港乗り合いタクシーサービスもあり、ますます利用しやすくなっています。

周辺の観光スポット

太平洋に面した景勝地「桂浜公園」

桂浜は龍頭岬（上龍頭岬）と 龍王岬（下龍頭岬）の間に弓形に広がる美しい浜です。高知の有名な民謡「よさこい節」の歌詞に「御畳瀬（みませ）見せましょ　浦戸を開けて　月の名所は桂浜」とあるように、桂浜は昔から月の名所として広く知られており、中秋の名月にあたる日には観月会が行われています。一帯は都市公園として整備されていて、生き物とのふれあい広場がある「桂浜水族館」や龍馬にまつわる数々の展示品が収められている「坂本龍馬記念館」もあります。

幕末の英雄が太平洋の彼方を見つめる「坂本龍馬銅像」

坂本龍馬の銅像は昭和3年、青年有志の募金によって桂浜公園内に建立されました。和服にブーツ姿で太平洋の彼方を見つめる龍馬は凛として志の強さを感じさせ、龍馬ファンではなくても惹かれるものがあります。誕生日でもあり命日でもある11月15日の前後2ヶ月は、龍馬と同じ視線で太平洋を眺めることができるよう、銅像の横に展望台が設けられるそうです。龍馬がどんな思いで海の向こうを見ていたのか、龍馬が生き抜いた幕末に思いを馳せてみませんか。

高知城

高知県高知市にある高知城は別名鷹城とも呼ばれ、日本100名城にも選定されています。現在見られる城は土佐藩初代藩主の山内一豊によって着工され、二代忠義の時代に完成したもので、土佐藩庁が置かれていました。城内には一豊と妻の千代の銅像が建てられています。江戸時代に建造された天守や本丸御殿が現存していますが、天守と本丸御殿が両方とも現存しているのはなんと高知城のみで、城跡は国の史跡に指定されています。敷地内には土佐出身で自由民権運動の主導者・板垣退助の銅像もあります。「板垣死すとも自由は死せず」と言う言葉が聞こえてきそうです。

300年以上の歴史を持つ「日曜市」

高知の日曜市は元禄3年以来、300年以上も続いています。年末年始とよさこい祭り期間を除く毎週日曜日に開催され、観光客だけでなく、地元の人でも賑わっています。最近は海外からの旅行客も多いようです。場所は追手筋で、全長は1,300メートル、野菜や果物、植木、金物など、さまざまな物を扱うお店が420件ほど軒を並べていて、揚げたての芋天やはしまき、ポン菓子など、食べ歩きできるグルメも楽しめます。あれこれ買って荷物がたくさんになるので、買い物は復路でするのがいいそうですよ。

日本の代表的鍾乳洞「龍河洞」

空港から車で20分ほどのところにある石灰岩の鍾乳洞です。日本三大鍾乳洞の一つで、国指定の天然記念物および史跡になっています。総延長4キロメートルと言うスケールの大きさもさることながら、2000年前に弥生人が住んでいた痕跡が残っていると言うことも壮大な歴史のロマンが感じられます。鍾乳洞を巡るツアーには鍾乳洞内を巡る「観光コース」とヘルメットとヘッドランプを装着して狭く暗い洞窟の中を探索する「冒険コース」があり、這って進んだり木のハシゴを登ったり、なかなかできない体験ができます。熟練のナビゲーターが案内してくれるので安心です。

高知観光はレンタカーが便利

高知では電車が1時間に1本しかない場合もあり、車が生活の足になっています。
電車で観光地を巡ろうとすると数ヶ所しか行けなくなってしまうので、効率よく高知を観光しようとするならレンタカーの利用をおすすめします。レンタカーを借りた場所と別の場所に返せる「乗り捨て」制度を導入している会社もあるので、どんどん活用していただきたいです。「高知龍馬空港」の1階到着ロビーを出た左側にレンタカーの受付があるので、そこで車を手配し、観光を満喫してから、高知駅でレンタカーを乗り捨てて駅から移動、と言うルートも実現できます。

高知ならではの魅力がたくさん！

高知といえば幕末の英雄・坂本龍馬のイメージがありますが、美しい景勝地や買い物が楽しめる日曜市などもあり、歴史、グルメ、絶景が一度に楽しめる魅力たっぷりの場所です。「高知龍馬空港」を拠点にレンタカーを手配して、高知を巡ってみてはいかがでしょうか。

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